上海野生動物園 編
〜上海からＧＯ！〜

２００５年１１月２０日（日）

上海野生動物園は・・・（森本レオ風に）　すっげー面白い！！
いやね、動物園としては普通レベルなんだけど、ツッコミどころ満載で面白い！

この野生動物園では過去に数人の死人も出ているエキサイティングな動物園です。ハイ。

公式サイトなんかもあるぞっ！

９：００　友達夫婦と待ち合わせして地下鉄２号線終点、張江高科駅へ。地下鉄と言っても終点は地上線〜。

この辺り、すっかりきれいな住宅地へと変貌を遂げており、駅前にはケンタやローソン、ピザ屋なんかもある。
そこからローカルバスで野生動物園へ向かう。
だいたい４０分くらいで４元。

何がいいって始発だから必ず座れる
でも結構人気路線だから、タイミングによっては１本待ったりしないといけないけど、１０〜１５分間隔でバスは来るからストレスなし。
ということで１０時３０分近くに到着。

なんか大きな門構えですごい！
入場料、９０元（サファリバス代も含む）

あと、園内の電動カートは別料金。

　

ぜっんぜんかわいくない老虎がお出迎え♪

オリンピックにちなんで聖火を持っているのか、はたまたアイスクリームが好きなのか・・・

こんな車に獅子の像・・・中々イイ感じです。

園内はとっても広くてキレイ！
早速中に入ると・・・白い鳩がいっぱ〜い♪

鳥インフルエンザもなんのその！　でも、遠巻きに見るだけにしておこう・・・。
人への感染もようやく認めた中国ですが、みんな暢気に戯れています・・・。


１１時から動物ショーがあるから速攻向かう。
２０分前には行かないと良い席が取れないくらい大人気。

キ●レ大サーカス、ボ●ショイサーカスの1/100ぐらいの規模（意味不明）

熊・虎・豹・犬などによるショーなんだけど、よく鍛えられてます・・・。

火にも慣れっこ？？
くまぁ〜退場！　（ちょっと違うくまぁはこちら）
 ○　○
（^(エ)^)

まるで子供が歩いてるみたいにスムーズな二足歩行のくまぁ〜！！
絶対中に人間入ってるに違いない！

くまぁ　　　「は〜ぁ、ちかれた。この後ビールでも一杯どぉ？」
調教師さん「いいねぇ、ま、まずはひと風呂浴びてサッパリしようや！」

さていよいよ、今回の目玉です・・・。

動物と一緒に写真を撮ろう！のコーナーです。

これが、かわいい羊ちゃんや、兎ちゃんのような、食物連鎖ピラミッドの下層の動物なら、なんのネタにもならんのですが・・・

なんか、ところどころに、猛獣系の名前があるんです・・・虎とか獅子とか熊とか豹とか・・・

日本じゃありえんだろ！

見ると誰も一緒に写真なんか撮っちゃいねぇ・・・。中国人はみな遠巻きに、動物を見ているだけ・・・。
でも、ココまで来たらやらんとイカンでしょ！　ネタでもなんでも！
ということで、まずはだんなちょんに勇者になっていただきました・・・。

お相手はトラ♪（２０元）

阪神や、リストラや、マネーの虎や、電子ジャーではありません。Tigerです♪　猛獣です♪
もしも、トラちゃんがジャレるつもりで、わしらの肩を軽〜く撫でようもんなら、確実にエグれちまいますよ・・・肉や骨が・・・。

「死んでも文句いいません」　なんて誓約書を書かされるわけではないが、
信じるしかないんです！飼育員さんと動物たちの愛を！！！！Σ（￣□￣;）

どれくらいの長さだか知りませんが、一応鉄製の鎖で（気持ちだけ）繋がれております。
だんなちょんに「お別れの言葉」を言い、デジカメをスタンバイ（笑）
すると・・・周りの中国人もカメラを構えているではないか・・・うおいっ！Σ（￣□￣;）

飼育員さんが棒でトラをつついて落ち着かせ（興奮させ？）、
だんなちょんにあまり前に行かないように指導します。

「はい、跨って！」
跨る！？　マヂっすか！？　隣で手を添えて微笑むだけじゃダメっすか！？　Σ（￣□￣;）

しかたなく座る・・・座ってるんです！トラ（成獣）の上です。けちゅが生暖かいんです！！
脈打つ血潮と鼓動が、けちゅに伝わって来るんです！！

平静を保ってるかに見えるトラちゃん・・・
でもなんか「うﾞ〜・・・うﾞうﾞ〜・・・」と息遣いも荒く、唸ってるんです！！

はっ！もしや虎さん怒ってる！？Σ（￣□￣;）

どう考えても無理矢理やらされてて、ガマンしている感じ・・・ストレスも溜まっていそうです。
きっと眉間に皺なんかよっちゃってるかもしれません・・・トラちゃん・・・。

でも、なんとか無事に終わり、ニュース記事にならずに済みました。
「日本人駐在員、動物園でトラに襲われケガ　全治３週間」　とか。

すると・・・我々で安全を確認した中国人たちが、急に次から次へとトラにまたがり、撮影を開始する・・・。
おいおい、私ら人身御供ですかい？
パンダと一緒に撮影とかいうと微笑ましくてＯＫ！なのに、猛獣だと正気ですか？と思いますが、イメージ全く違って来ますね。

＊後日ですが、中国語のできる方のblogで、実際職員に聞いたところ、
撮影用のために牙・爪など剥がされているという事実が記載されていましたのでここで追記いたします。

ということで安全（なのか？）だとわかったので、
おかみちょんはくまぁにトライしてみました。（１０元）
クマに芸を教え込む調教師さんも仕事とはいえ大変だなぁという気になってきます。

では、逝ってきます・・・(￣人￣)なーむー

人ごみに混じって、月の輪熊が２本足でさりげなーく、つっ立っています（笑）
着グルミの風船配りではありません。ホンモノのくまぁです。

こっちは口輪をかませておりますが・・・鋭い爪はバッチリあります。
飼育員さんも（私を）放置状態。「テキトーに撮影しててくれ！」って感じです。
勝手に熊の横に座って、頭撫でて「ハイ、茄子（ちぇず）♪」ってなもんです。
股もがにぃ〜で超ラブリ〜。

いやぁ、なんか動物（猛獣）と触れ合えるっていいですね♪（泣）
その隣のコーナーには、暇そうなライオン・・・流石にライオンはちょっと・・・パス・・・。
獅子だけにぷじょ〜る君にはトライしてもらいましたが・・・（￣ー￣）にやり

「ホントにホントにホントにホントにライオンだぁ！」って、富士サファリパークのＣＭがエンドレスで脳内を駆け巡ってます。
（ちなみに歌っているのは和田アキコではありません。串田あきらさんだそうです）

いやぁ、富士サファリパークも行ったことあるけど、
ダレまくりのライオンが遠くに寝そべってるだけで、どこが近いんじゃぁ！
と当時はツッコミを入れたもんです・・・（遠い目）
あの、「近すぎちゃってどうしよう♪」の歌は、ここ上海野生動物園の歌に決定！です。
なのでもう一丁・・・トラの子供と写真撮りました。（１０元）

抱っこはさせてもらえないので、横に座ってガシっと掴んで（笑）
うう・・・毛並みがいい〜。もふもふもふもふもふもふもふ。
思わず誘拐したくなりました・・・。後が大変ですが・・・。

気がつくと、何気にトラ子ちゃんが私の膝を噛みます・・・がじがじがじがじがじ（￣ー￣；）

あま噛みだから痛くないんだけど・・・いつ肉がエグリ取られるんだろうか、とちょっとハラハラしました・・・。
赤ちゃん＆子供動物（猛獣）コーナー

白虎たん、かわいい〜！
柵の周りを駆けると、一緒に走ってくれます。
ちょっとビニール袋が気になるらしい。
フリフリすると、立って手を出してくれます。
でも出しすぎは注意です。

それを見た中国人もトライしたら、ビニール袋・・・
破られてましたから！・・・危ねぇ〜　Σ（￣□￣;）

ちなみにこっちだと赤ちゃん抱っこ撮影できるらしいのだが、やってる気配はなかった・・・残念〜！！
うわぁあん、かわええ〜！！
赤ちゃんライオンと白ライオン・・・ん？！あれ？
よく見ると犬が混ざっている・・・何故に犬？（←右上）
どうも乳母役のようでございます。
すっかりなんの違和感もなく混じってます（笑）

でもって、世界肉きゅう大好きの皆様に送る画像（笑）−＞
さて、ワニ池に到着・・・

事前情報では、ここ・・・
ちょっとした衝撃ポイントなのだ・・・

ワニ池の前で生きたヒヨコを売っていて・・・
ワニさん達の方に丸投げするのが正しい楽しみ方らしい・・・
でも、今日はヒヨコ売りが見当たらなかった。
恐るべし！Σ（￣□￣;）
野生動物園だから、弱肉強食な世界って意味では
生きたままってのは自然に叶っているんだけど・・・。
日本でも踊りく食いという
食べ方ありますが・・・
やっとことはありません。
そしてヒヒ・・・これまたどう見ても人が入ってるとしか思えない仕種。

ちょこんと石に腰掛けたかわええけちゅ♪
何やらセーターだけ着て、下半身丸出しに見えるのは気のせい？（笑）
餌付け禁止といいつつ、金網に近づいてくる猿・・・
すっかり人から貰うということに慣れ慣れでございます。

右は子供を背負った親子サル♪ガシッ！っとしがみつく姿がかわええ。
なぜに上野？？？・・・上野動物園からのお下がり？

いえ・・・違います。上海野生動物園・・・上野・・・略文字っすね（笑）
もちろんいるよ。
中国国家級アイドル、大熊猫（だーしょんまお）ことパンダ〜！！

うおおおお、かわええ！

パンダ見るなら上海動物園より、俄然こっちがオススメだ！

この日のこの子はよく動き回っていた・・・。
投げ入れられた笹を食べたり、ねっころがったり・・・
壁に登ろうとして、顔近づけたり、口開けたり〜♪（デジカメが気になるらしい）

その距離５０ｃｍ！うわあぁああん！鼻息がかかる〜♪
こちらは室内パンダちゃん。
顔隠しながら寝てます・・・眩しいんでしょうか？
徹夜明けでそこらのソファで仮眠取ってるオヤヂにしか見えませんが・・・。

そして小熊猫（レッサーパンダ）のれっぱー君。
こちらも真下から見上げるお顔がかわいいでちゅよぉ〜（←バカ）
いや、もう見てるとね、本当に赤ちゃん言葉になっちゃいまちゅよぉ〜(*⌒▽⌒*)イヒッ
ところ変わって、富士サファリパークよろしく、草原をサファリバス？で巡るコース。

２０分に１本走ってます。
いやぁ観光バス使っちゃうなんて豪華だねぇ。

で、中国の人たちも動物が現れるたびに、右だ！左だ！と大忙しに移動。


うおおおお〜！
まどろんでいるライオンちゃん・・・
が、よく見るとなんか黒い丸いのがべつの所にいる・・・。
ブタ！　Σ（￣□￣;）！

トンちゃん・・・ライオンと同じスペースにいます。
どう考えても・・・これは生きたエサっすよね？Σ（￣□￣;）
野生動物園ですから・・・ここ。
野生本能を磨くために、焼肉定食（もとい）弱肉強食の世界を創出してるんでしょか？！
がんばれブタちゃん！サバイバルに打ち勝てぇ！
最後の海驢ショーが１５：１５から。
時間があまって暇だなぁ〜なんて園内をうろついていると・・・

な〜んか、ヒロシみたいな格好してる人がいるよ（笑）
中国にもヒロシ系の芸人がいるんか？ゲラゲラ〜

なんて言ってたら、本人だった！Σ（￣□￣;）

なにやら上海までロケに来たらしい。
スタッフ・カメラマン数人で、さっきのくまぁと撮影。
くまぁ、ちゅてきな仁王立ち♪

クマだよ！お姉さん助けてよ！		 ビビリまくってる演出に少々興ざめしつつ見学。

いえ、大丈夫ですよ、くまぁの中には人が入ってますから（嘘）
でもどう見たってやっぱり人が入ってるよなぁ（笑）

「ヒロシです・・・熊と一緒にネタをやるなんて夢にも思いませんでした・・・」

ということで、日本での放映を見られた方、上海のどこを紹介してたか是非教えて下さい・・・。
ご一報お待ちしております（￣ー￣）にやり

ということで、スリルとサスペンス満載の野生動物園。おすすめです！

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