New　MINIの見物

2002/03/02

おいおい、いつも間にかもう３月かい！？

といことで、お気に入りのNew MINIが発売開始なので、見物に行ってきました。

プジョーの話題じゃないけど、２０６との比較もあるということで。

車で３０分ぐらいのMINIの正規ディーラーさん。専門店で他の車は扱っていない。

駐車場には、やっぱり旧MINIで来るお客が多い。
他にもローバー、BMW、ポルシェ、アルファなど・・・・外車ばっかりやんけ。でも不思議とベンツはいない。
（帰る頃には国産車だらけに・・・）

午前中なのに、けっこう人が群れてました。 展示車は、MINI Oneが１台（■黄色）と、 MINI Cooperが２台（■濃グリーン、■レッド）。 これが人気の色なんだろうね。

モーターショーでは鍵がかかっていた~ヽ(￣Д￣*)ちっ　ので、ここぞとばかりに、テッテー的に乗り倒す。

基本的には、予備知識の通りだけど、こんな感想も、

• フロントガラスが意外に立っている。だから頭上は広く感じるが、そのかわり上方が見えない。
  ２０６のように、角度が寝ているデザインとは対極ですね。
• MTのクラッチとブレーキのペダル間隔がキツイっす！
  左足でクラッチ、右足でブレーキ、いっしょに踏むと、絶対に靴が当たる！（アクセルはいい位置だけどね）
  ２０６のMTペダルもいろいろ言われておりますが、MINIもかなりのもんです。
• ASC（オートマチック・スタビリティ・コントロール）をOFFするスイッチがついている。
  小型車のクセに、そんなもんがついとったんかい！！　あなどれじBMW・・・・Σ(￣ロ￣lll)
  しかし、何のためにそれをOFFする？
• センターメーターがでかい（笑）　教室の壁掛け時計か？笑えます。
• よく見ると、エアコンの操作パネルが、MINIのエンブレムの形だ。これまた笑えます。
• OneにもCooperにも、ステップトロニック付きのCVTがある。いいなあ・・・・

若い気さくな営業さんと話をしてみる。

やはり、旧MINIのファンからは否定論もあるそうです。　どこも同じだね。
しかし、見慣れればよいデザインではないですか！おいらはどっちも好きですな。
ただし、４０年ぶんの技術革新は大きな違いです。

バンパーのメッキ塗装部がカッコイイんですが、オプション装備「クローム・ライン・エクステリア」だそうです。
あれがボディ同色ではイマイチです。　これは必須でしょう！

また、Cooperシリーズのみの装備やオプションも多い。

• ラジエーターのグリルバーのメッキ塗装　（Oneは黒）
• ルーフカラー（屋根を白、または黒に）
• ボンネットストライプ
• スポーツサスペンション

こうして、One と Cooperを外観で差異化しているそうだ。

やはり、本体の価格が（中身に比べて）安すぎるようで、こうしたオプションが稼ぎ所なのでしょう・・・
きっと、MINIに乗るのは、モディファイ好きな人達だろうしね（笑）

あと、例のASCスイッチについて、
「ASCをOFFする時ですか・・・・。まずないですが、意図的にホイールスピンさせる時に使えるかもしれませんね。」
苦しいなあ・・・（笑）

他にも、小型車のクセに、

• CBC（コーナリング・ブレーキ・コントロール）    （旋回時にブレーキ制御してスピン防止する機能）
• EBD（エレクトロニック・ブレーキ・フォース・ディストリビューション）    （電動４輪ブレーキ制御）
• タイヤ圧低下インジケーター

なんてものまでついているらしい・・・・むううぅぅ〜あなどれじ。やはり中身はBMWであったか！

さあ、買い替え予定もないのに（笑）試乗だ！

試乗車は、MINI　One　CVT　草餅のようなビミョーな緑色 ただし、ホイールがオプションの「７ホール」です。 一番MINIらしいデザインを試乗車にするとはうまいね！

後ろにメカニックさんを乗せて１５分ほど。　おかみちょんと２人で交代で運転してみました。

なかなか視線を浴びます。 旧MINIとすれ違わなかったのが残念（笑） BMWの後ろについて、「ご主人様〜！(＞ω＜)/　」などと妄想する。

まず、おチャメなインテリアが、気分をヘニョロにさせてくれます。（２０６はマジメすぎるね）
でも、慣れないセンターメーターなんざ見やしません（笑）。

ボディサイズは　3625×1690mmで、２０６（3835×1670mm）とあまり変らず、全く違和感はない。

ハンドルも軽からず、重からずで普通です。

期待のCVT（ステップトロニック付き）ですが、
やはり変速ショックがなく、スリスリと加速していく不思議感はいいですね。

アクセルワークに追従して、それなりに回転数が上下する味付けになっており、
旧マーチのCVTのように、一定の回転数で、じ〜っとしているのとは違うようです。

ただ、発進時にな〜んかタイムラグがあります。
停止状態から、ポンッとアクセルを踏むと、加速が一瞬遅れるんです。
クラッチが繋がるまでの機械的な動作時間であり、CVTの特性としてしかたないにしても、
旧マーチのCVT（トルコンなし、富士重工製）では、これほど感じなかったのに・・・・

でも、アクセルをグイッと踏むと、グワ〜ンといい加速感です。1600ccにしては十分です。
（これがCooperSのスパーチャージャーだったらどんなことになるのか　(^o^)丿）

ステップトロニックは、レバーを右に倒しただけでは、通常のDレンジの「スポーツモード」に入ります。
そこから、シフトアップorダウンすることで、本当のマニュアルモードに入るそうです。
某ティプトロニックとはまた違っていて、おもしろいですね。

足回りが硬い！普通の道路でもかなりゴツゴツと感じます。
ちょっとした段差では　ゴツンッ！ときました。　「おいおい、跳ねてないか？」
これがドイツ流なのでしょうか？
プジョーの「柔らかいのに腰がある」に慣れた体には、猫足のありがたみがよくわかりました。

ロードノイズが大きい。
床下からの「ゴー」という音がやや気になりました。（タイヤ（ピレリP3000）のせいかな・・・・）

噂の「CBC」や「ASC」は体感できるようなチャンスがありませんでした（あたりまえか・・・・）

といことで、やはりいい車です！（悪口も書きましたが些細なこと。すぐに慣れるでしょう。）

しかも、これだけの装備でこの値段は安い！　宝くじが当たったら即買いです！（笑）

ただし、MINI One（CVT）を買って、

• オプションのクローム・エクステリア・ラインをつけて
• オプションの７ホール・ホイールをつけて
• Cooper でもないのに、ラジエーターグリルバーをクロームメッキに
• Cooper S でもないのに、ボンネットをエアインテーク付きに交換
• Cooper S でもないのに、ブルーメタリックに全塗装
• Cooper でもないのに、屋根を、白地＋ユニオンジャックカラーに塗装
• Cooper のようなボンネットに２本線ではなくて、ボディー全長に渡って右よりの１本線で

という、邪道路線で行きますな。（￣ー￣）ニヤリ

まずは、プラモデルで即実行ですけどね。（￣ー￣）ニヤリ　（Rebelはイマイチ。タミヤが早く出してくれれば・・・）

あとは５ドアやオープンモデルに期待！BMWならきっとできる！きっとやる！

帰り際には、招待客のみの記念品「ワイン２本入り」を、（無理矢理）もらいました。（爆）
MINI横浜磯子の三浦さん、どうもありがとう！

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