| 戦慄の所長さん！おもしろすぎ | |
再び、プジョーのディーラーに行ってきました。といっても、先日とは違う別の店です。（ちょっと遠い）
先日のディーラーには、「サファイア・ブルー」がなかったんで、これ見るのが目的。
「へ？ ここ？」 先日のBLより小さく、ＦＩＡＴのカンバンも・・・。
| 外に２０６が３台。（サファイア・ブルー、チャイナ・ブルー、ルシファー・レッド） 「うわぁ、サファイアブルーって、あれかい？ど派手やないのぉぉぉ！」 思ったより明るい色で目立つ！ |
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すぐにおやじさんがやってきて、「乗ってみます？」って言うんで、即時乗った。
しかし、おやじさんが乗り込もうとする気配がない。
「乗らないんですか？」 「お二人だけで、ゆっくりどうぞ」 こんなディーラー初めて。いざ出発！
とにかく店の人が同乗してないんでやりたい放題！いえ〜！。ガーンとアクセル踏んで、飛ばす、飛ばす。
おかげで、先日はわからなかった猫足も体験できる。ギャップを越えた時のフィーリングは明らかに初体験。
「おおー、これが猫足！ うほほ〜！」
交代した奥さんも、「むー、やっぱATの感覚はやっぱ不満やのぉ・・・」と言いつつ、楽しそうに飛ばしまくる。
お店に戻ると、おやじさんが何食わぬ顔で突っ立っている。「どうでしたか？走り具合。」
名刺を頂くとなんと、またもや所長！（プジョーに行くと、常に所長にあたるらしい）
お店に入って、いろいろと話をするうちに、外車の品質の話題になった。ところが・・・
「品質はやっぱり国産車が最高です。」 「どうしても金はかかります。」
所長はいきなり、ボロクソに外車の真実を語り始める。（いいのか？こんな正直で？）
しかし、これは熟練営業マンの口技だった！
「機械ですから、ある程度、壊れるのはあたりまえ。国産車の品質が高すぎるんです。雲の上ですね。」
次第に話しは、感性の世界へ進んでいく。
「壊れるから大切にしなきゃいけないと思ってかわいがるんですよー。」
段々、自分の世界に入り始めている・・・
「下駄がわりの車が欲しいなら国産でいいじゃないですか？ プジョーはそうじゃないでしょ？」
顔がメルトダウンし、目がらんらんと輝き出す・・・
「国産の頑丈な車なんか乗っても、おもしろくもないと思いません？！」
この所長があまりに魅力的な人物だったので、興味を持ったおかみちゃんは逆に質問した。
「所長さんは、車、何に乗ってらっしゃるんですか？」
一瞬、間を空けて、ニヤリと笑うと、目が光った。「アルファロメオ１４５」
「私には、プジョーも故障少なすぎて今ひとつですよね・・・その点アルファは・・・ふっふっふ」
フフフ・・・と笑ってる！おかみちゃんの背中に戦慄が！！
しまったぁ！モノホンのエンスーだぁ！！
「車を聞かれて、『カ●ーラ』と答えるのと、『プジョー』って答えるのじゃ、気分が違うでしょ？」
「オーナーとしてのプライド、外車に乗っているというステイタスを買うんです。」
| ついに所長の頭上に後光が・・・ 「買っちゃいましょうよプジョー！」 きたあ！殺し文句！ 所長さんの魂は、既に異国へと旅立っていたのであった・・・ やはり所長さん、タダモノではなかった・・・ |
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最高のトークショーでした。
つづく