横羽線MIDNIGHT
横羽線MIDNIGHT |
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2001/01/07
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夜の首都高速には魔物が住むと言われる。 前方に散らばっていた赤いテールランプが、やがてまばらになる。 ゆるやかに曲線を描いていたセンターラインが、どこまでも真っ直ぐになる。 姿勢を伸ばし、スロットルを全開に踏み込む。 それまでゆっくりと流れていた街路灯が、徐々にその点滅の周期を速めていく。 眠そうだったマシンの唸り声が、徐々に雄叫びに変わっていく。 脳は非日常的なモードに入り、視野が狭まっていく。 きまぐれに動いていた赤いランプ達は、もはや動かない点でしかない。 網膜からの画像情報に対し、大脳が認知、判断をしているヒマはない。 もはや、生まれつきの本能と反射だけで、マシンを操る。 やがて聴覚も遮断された静寂の中、視点から放射状に伸びる光の線だけの世界になる。 スピードは最高の麻薬だ。 ついに、悪魔の２０６の伝説がよみがえる・・・ |
はいっ！ 「イニシャルＰ」があるなら、「湾●ミッドナイト」も、やっとかんといかんでしょ！
画像に不自然な部分があっても、気にせずサラッと見逃してください。サラッとね。(^o^)丿