ぼんじょ〜るの！〜帰路編〜
| ぼんじょ〜るの！ |
〜帰路編〜 |
ついに帰国の日の朝・・・・ ひ〜ん！帰りたくない〜！
天気はくもり。やがて雨が降ってくるようだ。 でもまあ、帰国の日に天気が崩れるのは問題なし。
７：００ ホテルの朝食へ。
パン、コーンフレーク、ヨーグルト、チーズなど。フルーツがないのが残念だが、まあ★★★三つ星ホテルとしては普通だ。
今にして思えば、フィレンツェのホテルRarisが一番だったね。三ツ星なのに朝食が超充実していた！
日本人のお姉ちゃんが、去り際にクッキーをごっさりさらっていったのを目撃！ みんなやってるらしい（笑）
７：４５ チェックアウト
８：０５ ミラノ・リナーテ空港行きのバスに乗る。
バス切符売り場に大勢並んでいてちょいとアセったね。ダッシュしてギリギリ乗れたよ （まあ、バスはジャンジャン出てるんだけどね）
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さて、空港に着くと、まだ時間はどっさりある。
このミラノ・リナーナ空港は、国内線＆近距離国際線の空港。 ビジネスマンで混雑してます。みんな忙しそうです。 |
チェックインしていると、となりで黒人のビジネスマンが大きな荷物をかかえて、「これ機内に持ち込みたいんやけどなぁ」と主張。
事務のお姉さんは、大きさをチェックするパイプ枠組みに入れようとする。 誰がどう見ても無理なんだが・・・・
やはり大きすぎるようで、とても入りきらない。
「だめっすね。機内持込はあきらめとき！」とあしらわれるが、彼はがんばっている。
何度も抵抗を試み、その枠組みに押し込めようとする！ やがて、パイプが分解し、壊れてぶっ倒れちゃったよ（笑）
さくさくと、出国手続きも済ませる。
みやげ物屋でチョロチョロと買い物をしたりして時間をつぶす。
みやげ屋はなかなか充実しているぞ。ジェノバ風パスタソースなどをGet。
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ゲートの待合所に行くと、外はすっかり雨が降っている。
最終日に天気が崩れるとは幸運だね。 さて、もうすぐ出発時間なのだが、何ら搭乗が始まる気配がなく、のんびりしているぞ。 |
待合所には、日本人もちらほら見られる。
ほとんどがブランド品の紙袋を持っている・・・・。ありがちだねぇ。
あるカップルなんか、袋入りのスーツをぶら下げてます・・・・クリーニング屋からの帰りのようだ。(^ε^)ぷっ
わざわざ、ミラノまで来てスーツ新調せんでもねえ。 「本場ミラノでブランドのスーツを買った」というのが大満足なんだろうね。
きっと店員さんは、「日本にはスーツ売ってないのか？」と思ったかもね（笑）
１１：１０
さて、すでに出発時間なのだが、あいかわらず搭乗が始まる気配がなく、のんびりしているぞ。
むむー・・・・。まあ、アムステルダムでの乗り換えには９０分ぐらいあるから、まあ大丈夫なんだけどね。
横にいたおじさんがスポーツ新聞を置いていった。さっそくチェックしてみるが、WRCサンレモの結果は載っていない・・・・
サッカーのページがほとんど・・・・（さすがだ）
暇だ・・・
さて、とっくに出発時間を過ぎたのだが、あいかわらず搭乗が始まる気配がなく、のんびりしているぞ。
何人かの乗客が文句を言い始めているが、テキトーにあしらわれている。
もはやイタリア気質がわかってきている我々は、あまり気にしないように努める。
１２：１０
結局、１時間遅れで出発。 もちろん何の説明もなし（笑） ラテンの国では、これぐらいで騒いではいけないのだ。
予定通り？１時間遅れでアムステルダムに到着する。
成田行きの出発まで３０分ぐらいしかない。まあギリギリですな。 （これが、やがて問題を引き起こすのだった）
表示板をチェックすると、ゲートがE24に変更されているし、「Now
Boarding」と書いてある。
うお！もう搭乗が始まっとるやんけ！ 急げ！
途中、同じ方向に向かう日本人のおばちゃん達を追い越す。（同じ便じゃないのか？のんびりしてていいのか？）
満席です。 やはり日本人だらけ。 団体ツアーグループがほとんど。
しっかしマナー悪いね〜、日本人は。
ずっと通路ふさいで座席の相談してるな！邪魔！タキシング始まってから歩き回るな！しかも裸足で！（他いろいろ）
やはり、さっき追い越してきたおばちゃん達のせいで、出発は遅れる。（他にも大勢遅れてきたけど）
隣りにも団体のおばちゃん達がいっぱい。 いや〜な予感が・・・・
やはり、その後１２時間、ず〜〜〜〜〜〜っと大声でしゃべりっぱなしで、ほとんど眠れなかったよ。
（だんなちょんは必殺の「耳栓」のお陰であまり被害なし）
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上映映画は「スパイダーマン」、「タイムマシーン」。どちらもお金を払ってまで観るほどでなかったなぁ。 機内食は・・・・もはや記憶に残っていません（笑） 夜食はいつもの カップラーメン or アイスクリーム。 |
１０時間かかって、やっとこさ成田に到着。
へろへろ〜。ヨーロッパ旅行は好きなんだけどこれがキツイねえ。
ゲートに到着すると、機内放送が・・・・「お客様の中で、○○さま〜、係員までお申し出下さい〜♪」
呼ばれてしまったよ・・・・このパターンは・・・・まさか・・・・Σ(￣□￣;)
「お客様の荷物がアムステルダムで搭載できませんでした。 後日、別の便で届きます。」
うっわ〜〜〜〜〜〜！きた〜〜〜〜〜〜！
乗り換えのアムステルダムで、時間がなくて、我々の荷物の載せ換えが間に合わなかったらしい。
以前、マレーシアに行った時もそうだったんだよね。 これも、ミラノでの出発遅れが原因ですな。まったく・・・・
「で、いつ届くんですか？」
「KLMからの連絡では、明日のJAL便での輸送と、明後日のBritishAir便で輸送の２通が来ています。どちらかでしょうねえ。」
なんやそれ！どっちやねん！ヽ(`Д´)ノ
別便で届く荷物は、航空貨物と同じなので、別途、税関チェックを行う。
そのため、ここでスーツケースのカギを預け、ダイヤルロックの番号を伝えておくのだ。
マレーシアの時の経験で、
「じゃあ、これカギです。あと、ダイヤルロックの番号は・・・・・」と言うと、
「慣れてますね・・・・以前、同じ事があったんですか？」 「はい・・・・(ｰｰ;)」
と、思ったら、さらに！
「あと、KLMからの通知によると、どうやらお客様の荷物が破損しているようです。」
なぬ〜〜〜〜！ これは、ドイツに行った時のパターンだ！
どれぐらいの破損かはわからないが、どうやら一部にヘコミがあるらしい。
「じゃあ、旅行保険のために、破損証明書を発行してください・・・・・」と言うと、
「慣れてますね・・・・以前、同じ事があったんですか？」 「はい・・・・(ｰｰ;)」
が、心の中ではヽ(`Д´)ノ ざけんなばかやろ〜！スーツケースの中には貴重なサイン入りカタログがあるんだぞ！
無くしたら絞め殺してやる！！という怒りを必死で堪えながら、苦笑い。
まあ、帰りの荷物が軽くなったのは、幸いだけどね・・・・
で、スーツケースはこの２日後に到着しました。もちろん破損した状態で・・・・
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キャスター部分がひん曲がって、中身が見えてます！
これでは、まっすぐ立ちません。 |
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スーツケースの中のお菓子はコナゴナ。
さらに、予備の眼鏡がケースごと粉砕されていました。 いったい、どんな衝撃を加えたんだ！？ |
後日、スーツケースは修理して、眼鏡は新品を購入し、旅行保険の保険金を請求しましたとさ。
とうことで、長かったフィレンツェ、サンレモ旅行記の本編は終わりです。ありがとうございました。