東欧三カ国の都市を巡る！　　２００１／１０／６　〜　１３

ベトナムへ行きたい！と思ってＨＩＳへ行ったら、三ヶ月前から飛行機は満席・・・もしもし？

どうなっとんじゃぁああ！ということで、夏休みを取れなかったダンナの希望で東欧に行くことに決定♪
現地終日フリーのツアーにしました。

ほんじゃ早速予約じゃぁ、と思ったらここでも飛行機は満席。とほほ・・・・。

「じゃあ、こんなパターンはどうですか？」
と、提示されたのが、羽田→千歳（札幌）→スキポール→ブダペスト。ただし１万円ＵＰ。すごいです（笑）

「もうこれでいいです・・・」
が、結局、ＫＬM航空の都合で成田出発になった。でも返金されたのは５千円＋成田空港使用料。もしもし？　

10/6（土）　成田→オランダ・スキポール空港→ハンガリーのブダペスト

成田から１１時間かかってスキポールへ。機内映画は「ドクタ−ドリトル２」。熊とバウがかわいいの。

機内の夜食には「カップヌードル」　or　アイスクリーム 以前、ノースウェスト航空で「フリスビーに乗ったハンバーガー」という夕食も驚いたが、 KLの食事の味付けもなかなかきていた。

オランダ　スキポール空港にて

なんと！男子トイレの小用便器に「蝿の絵」が（笑） これって昔、テレビ番組で見たぞ！ スキポール空港では、「便器周辺の汚れがひどいのでどうしたらいいか・・・」という課題に、 こんなすばらしい方法で、劇的な効果があったそうな。 実物を見て感激♪　ここに命中させたくなるのが、男の性ってぇもんよぉ！

オランダといえばチューリップにチーズに木靴。　「いかにも」って感じのお土産がいっぱいあるある（笑）
空港ではドルも使えて便利。ところどころのベンチには牛・ヘビ・ワニ皮が張られたものがあります。リッチや。

スキポール空港は広い！　とはいえ、乗換えまでの５時間を潰すには辛い（笑）
１ＦのSHOPを見倒し、２Fのレストランを見倒し・・・いよいよ見るものがなくなった・・・
お？　なんとリクライニングシートが沢山♪　これで仮眠もばっちりよ！

飛行機でスキポールから２時間半。現地時間、夜１０時くらいにブダペストに到着。

荷物が出てくるのを待っている時、事件は起こった！

我が家のスーツケースらしきものが流れてくるものの、ベルトがついてない。
一応拾い上げると、やはりうちのだ。「？？？？」
中を確認しようと鍵に手を掛けると、「開いてるやんけぇえええ！！！！」
よく見ると、左右の鍵穴にはドライバーを突っ込んでこじ開けた痕。ナンバーキーもいかれてる。
「一体何が起こったんだ！」
まさか、お菓子を壊さないようにと用意したステンレスの箱が爆弾では？と怪しまれ、再検査でやられたんじゃ？

よーく中を見るが、盗られたものはない・・・・（ガラクタしか入っていないからね）
取り敢えず、バゲッジクレーム窓口で保険適用証明書を発行してもらうが、何が書かれているのか全く解らない。

ホテルへ

今回のツアーには、到着日と最終日にだけ、空港ーホテル間の送迎がついている。
あとはいっさい自前で行動。　他の同行客もいないので手配旅行となんら変らない。すばらしい♪。

外にでると、日本語ペラペラのガイドさんが迎えに来てくれていた。ドライバーも別にいる。すごい丁寧やんけ、ＨＩＳ。

彼女に荷物の事情を説明すると、金品を狙って荷物を漁ることはよくあるらしい。
ブダペストは治安がやや悪いので、ここでやられたか？それともスキポールの乗換時間に？

ライン川沿いの夜景はすばらしいのでお薦めです。

10/7（日）　ブダペスト

朝、英雄広場から地下鉄M1に乗る。ここの路線の駅は全てクラシックな感じでまとめられていてかわいい。
だけど土・日は運行路線が変更される。普段はヴェレシュマルティ広場まで行く地下鉄も、オクタゴンで折り返し運転になるのだ。

ハンガリー語の車内放送もわけがわからず右往左往していると、親切なサラリーマンが、デアークまで行くバスの乗換を教えてくれた。

デアークから、切られて捨てられた荷物のベルトを購入するためヴァーツィ通りへ。
日曜なので、軒並みお店は閉まっている。がびーん！！

諦めてヴァーツイ通りを北上し、聖イシュトヴァーン大聖堂へ。
１０時、大聖堂の塔へ。入場料がガイドブック記載の金額から引き上げられていた！
だけどここからの景色もまた最高♪

マーチャーシュ教会前　三位一体像にて 血糖値を上げるためチョコアイス

聖イシュトヴァーン大聖堂 天井ドームがすごい 日曜午前中はミサなので入場規制されています。 「キリスト教徒です」と言えば入れるかも（笑）

教会宝物館の王冠。 本物は国立博物館に 展示してあるそうな。 あなどれじ、ハンガリー帝国

午後前には、ライオンちゃんがどっしり構えるくさり橋を渡り、王宮の丘へ。

ケーブルカーをケチって歩きで昇る。でも途中でバスも出ていることに気付いた。
地下鉄・トラム・バス載り放題のチケットを買ったのに〜。

ヘロヘロになりながら王宮の丘に到着。漁夫の砦から、ライン川から向こう岸を望む眺望も中々。
その足で地下洞窟へ。どこもかしこも軒並み入場料が引き上げられていて、概算していた予算を遥かにオーバー（泣）

見終わった頃には午後になっており、マーチャーシュ教会も一般に開放されていました。（ミサ中は全く入れません）
全面フレスコ画の緻密な柄で彩られた壁面は必見。２階の宝物館からの教会内部も必見です。

町並みを見ながら突先にある王宮へ。傍らでは遺跡発掘が行われています。
ブダ王宮内部は疲れきっていたので見学をパス。

モスクヴァテールからトラムに乗ると、途中で地元系のデパート「マンムート」（マンモスの絵が目印）を発見！
飛び降りて、見学。ファッション系と映画館かアミューズなど総合的でした。
そこでカバン屋を発見し、無事スーツケースのベルトをＧＥＴ。

ブダペストの感想は、ハンガリー帝国とオーストリアの華やかな名残と大戦の傷が残る歴史の街。といったところ。

ヴァーツィ通りにて、バウ貯金箱 頭に紙幣が刺さっている（笑）

トラムの路線は複雑！ でも、景色のない地下鉄より、味があっておもしろいぞ。 ほとんど、遊覧列車だ。

そういえば、地下鉄の窓口で切符を買おうとしたら、券売機の横に少年が。
「ツヴァイ？」（ドイツ語で２枚の意）と声を掛けてくる。
窓口で買うのもメンドウなので買ってみた。見ると回数券だ。少々値引きされた差額でお小遣いを稼いでいるらしい。
こういう少年、大きな駅にいて欲しかった！何しろ出勤時間帯の窓口はすごい行列なのだ。

この日の移動はほとんどが徒歩。１５キロは歩いた・・・・・もうヘロヘロ。
日も明るいうちにホテルへ戻り、１７：００〜２３：００、２４：００〜６：００の計１２時間も！疲弊しきったまま爆睡してしまいました（笑）

10/8（月）　ブダペスト→ウィーン

国際列車の出発までは時間があるので、ブダペスト中央市場を見物。

朝、地下鉄で中央市場へ。朝は7時から（平日）やっている。
野菜・肉が中心で、B1にはスーパーも。2Fは観光客向けのレースや刺繍のクロスが売られています。
名物の鴨ペーストは平均２０００フォリント（１００ｇ）。

建物の造りがきれい 野菜・肉が中心。 見ているだけで楽しい。 2Fはレース屋さんなど	ザクロの生ジュース。 ひとくせあっておいしい	左は鴨ペースト！日本円で１０００円くらい。安い！ 市場内でも若干価格が違うので、比べてね。 右はスキポール空港で買ったトリュフ（２粒入り） 同じく１０００円くらい。開けると強烈な香り・・・。 だけどこれ、どこかで嗅いだ匂い。 「えのきの瓶詰めやぁああああ」 なんかがっかり（笑）

それからホテルへ戻り１０時にチェックアウト。荷物をガラガラ引き摺って、南駅へ移動。
南駅前は観光名所もなく、時間潰しに大変でした。
荷物を預けるロッカーもありましたが、盗難が心配で預けなかった。
王宮の丘とは反対側に少しお店はあります。
トラムの通りにある中華レストランで昼食を。ここは安くて美味しいです。昼時はテイクアウトのサラリーマンが列を作ります。
駅で余ったフォリントをお菓子に買え、初の列車による国境越えにわくわく！

国境近くになると、ハンガリー側の軍がパスポートチェックに来ます。
それから麻薬犬なのか、バウが車内を巡回♪
国境を越えると、駅で軍の人が入れ替わり、入国審査に来ます。
パスポートのハンコも列車マークとシャレているし、サービス（車内放送や到着予定のペーパー）も違ってくるのが楽しい。

いよいよ、列車で国境越えじゃぁ！

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