ぼんじょ〜るの！　〜イタリアひとくちメモ〜
両替 フィレンツェなどの都市ならば、両替所はそこらじゅうにあります。
形態は、有人の窓口だったり、自動両替機だったり、いろいろです。
しかし、手数料がクセモノです。
たいてい看板の下のほうに小さ〜く書いてあり、見つけるのが難しいですな（笑）
やはり、レートがよい店は手数料が高く、レートが悪くても手数料が少ない店もある、というのが基本です。
で、意外とオススメなのが、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅にある自動両替機。
交換レートは普通ですが、手数料は固定（この時は１回３ユーロ）なので、だいたい３万円以上を交換するとお得です。
ただし、週末は紙幣不足で使用できないことが多い。
あとは、カルロおじさんの店もレートによっては悪くない。手数料なしなので計算がカンタン！
まあ結局、レートは毎日変るので、自分の足で探すしかないですね。
列車 駅には改札はありません。ホームの入口などにある日付刻印機にキップを入れて、ガチャン！とやります。
その代わり、車内での検札がしっかりしています。ここでキップを持っていないと高額な罰金を取られます。
駅のホームは低く、レールから３０ｃｍぐらいの高さしかありません。
お陰で列車に乗るには、手摺のついた階段を、よっこらせ！と登る必要があります。
これは、日本のような段差のないホームの方がいいですね。
イタリアの列車はよく遅れます。といっても１５分以上の遅れはあまりありません。
常に数分遅れで運行するという程度でしょう。
でも、ストライキではオハナシになりませんが・・・・（｀ε´）ぶぅ〜
バス バスに乗るには、事前にキップを買っておく必要があります。
キップは、近くのタバコ屋やＢＡＲで売っています。（たいてい看板があります）
距離や時間によって値段も代わってくるけど、かなりお安い！！
バスに乗ったら、入口の近くにある刻印機にキップを入れて、ガチャン♪とやります。
でも、見ていると、多くの人がキップなんざ持ってません！
運転手もほとんど気にしていません。
ということでただ乗りできてしまうのだ（笑）（ちゃんと通している人もいるけどね）
小中学生はほとんど支払っているのを見たことがない。
若い人もあんまり払ってない。初老の人たちはいたってマジメに払っている。
旅行者は割りとマジメであることが多い。
一度、お昼の時間帯で近くのタバコ屋が休みでどうしてもキップが入手できなかったときがあった。
キップがない・・・と運転手に言うと、「いいよ」といって通してくれたこともあったけど、やっぱりキセルはよくないねぇ。
タクシー 基本的に日本と同じ。距離と時間によって、タクシーメーターで計算されます。
心配なら、いくらぐらいか事前に聞いておくとよいでしょう。
近隣の有名な場所なら、概算金額を書いたノートのようなもので調べてくれる。
あとは、交渉によりバクチができます(笑)
事前に金額を決めておき、メーターを使わずに行くのだ！
実際、VarazzeからGenovaまでは「５０ユーロぐらい」と聞いていたが、メーターでは６２ユーロだった・・・
例えば事前に、「５５ユーロで行ってくれ！」なんて言っておけば、お安く済んだのだが・・・

レストラン

 席につくときは、必ずウェイターに案内してもらいましょう。
ウェイターごとに、縄張りとお客の割り振り順序が決まっているので、勝手に座ってはいけない場合が多いようです。
席についたら、やはり、飲み物を先に注文するのがパターンのようです。
我々はアルコールが全然ダメなので、もっぱら「炭酸入りの水」です。これがけっこうおいしいのだ！
「一緒にワインはどう？」と聞かれることは全くありませんでした(笑)　（我々は子供のように見えるため？）
パン、チーズなどの基本食材はどこに行ってもおいしいね。付け合せで出てきたら、じゃんじゃん食べましょう。
お勘定は、「いる・こんと・ぺる・ふぁぼーれ！（お勘定おねがい）」と言えば、レシートを持ってきてくれます。
いちおうチップの習慣もあるので、端数の切り上げぐらいはしておきましょう。
例えば２１ユーロの勘定で、「じゃあ２２ユーロね」と言って２５ユーロ渡せば、３ユーロのお釣をくれます。

スリ

 たしかに、イタリアはスリが多いと言われています。
でも、イタリアは超危険！などと必要以上に警戒するのもどうかと思います。（騒乱状態の国じゃあるまいし）
金持ちに見えないように、荷物からは目を離さない、などの一般的な注意で十分です。
とはいえ、実際に会うことができました。初は、駅前の交差点で。２回目は裏通りで。（いずれも未遂ね）

BARと甘味

 Bar（バール）は、そこらじゅうにあります。
タバコやバスチケットも売っており、井戸端会議の場所でもある街のコンビニです。
立ち飲みとテーブル席では値段が違います。（もちろん立ち飲みが安い）
先払いか後払いかは、お店によって違います。
カフェ（コーヒー）、エスプレッソ、カプチーノ、紅茶は必ずあります。
しかし、意外にあなどれないのは、チョコレートドリンク（ショコラータ）！歩きつかれた体に甘い飲み物が効く〜！
あとは、手作りのケーキなども要チェックです。とにかくあちこちのぞいてみましょう。
イタリア女 イタリア女は世界で一番恐いという記事を読んで、思い出した。
イタリアのマンマに男性は頭が上がらないという内容のものだった。
サンレモのホテルでの出来事。
ホテルのロビーで２歳くらいの男の子が階段の途中に座り込んでいた。階段の下では仁王立ちする母親。
なにやらとても緊迫したご様子。
そのうち男の子がミニカーを投げた。母親はイタリア語をまくしたて、怒鳴っている。
おかみちょんたちは階段を上がって自分の部屋に帰りたかったのだが、そのミニカーが目の前に転がってきた。
それを反射的に拾い上げてしまったおかみちょん・・・。そして当然のことながら母親に差し出す。
が、母親は私の手からミニカーを奪い取ると、掌で握り締め、男の子に向かって更にヒートアップした怒声を上げた。
おかみちょんに対する言葉はない。
『ひ〜Σ(￣ロ￣lll)本当は、私、これを拾っちゃいけなかったのね・・・』
ワガママを通す子供に日常のルールを教え込むために、子供に拾わせないといけないらしい・・・・
しかし、あそこまで怒鳴るのを見ると、虐待の一歩手前のよう(^_^;)
ヒステリックな声に子供はまだ怒られている理由も理解できないまま、その愛らしい笑顔を振り撒いている（笑）
その後どうなったかはわからないけど、子供に甘い日本とは違う光景にちょっとドキドキしました。

トップページへ