開平２泊３日のミステリー(3)
〜上海からＧＯ！〜
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開平２泊３日のミステリー(3) |
２００６年０３月５日（日） ３日目最終日
いやぁ、あっという間に最終日。
広州まで来て２泊ってのもなんだかもったいない話なんだけどねぇ。
それにまだまだ見てない村や洋楼も多いので、ちょい消化不良気味。
まだまだ沢山あるやん！
今日も７時に強制起床で８：３０出発。
まずはバスで３０分。
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東洋のベニス（自称）！赤坎鎮に到着〜。
欧陸風情街。 でもこの古めかしい感じには味があります。 |
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関族図書館。
華僑のお金持ちが建てたもの。 では２Ｆへ。 |
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コントラストが眩しいテーブルセット。
テラスからは、すぐ隣の影視城が見えます。 |
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本来はこれより上は立ち入り禁止ですが、見学させてもらえました。 このへんが、ガイドさん付きのパックツアーの良いところ。 屋上です。 な〜んかトゥームレイダーのララ様になった気分（笑） |
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そして時計台の内部にも入れてもらえた。
四面に時計盤がついています。 おやあ？微妙に１５分遅れてるよ・・・（笑） おっちゃんが「直しとくよ！」と言うので、映画村の見学後に見てみると・・・ |
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隣の影視城、プチ映画村っす。 入場料忘れました〜。 中はドラマや映画用のセットとなっており、ちゃっちい作りではありましたが、中々がんばってます。 上海の映画村と比べると、規模ははるかに小さいですが、内装なんかの保存状態が良いです。 |
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で、どんな映画に使われたかというと・・・
２００４年の連続大河ドラマ「風雨西関」のセットです。 （他参照ページ） このドラマにはスン・リーという、人気の女優さんも出ていて、 あと、ジェット・リーの映画「霍元甲（スピリット）」にも出演してて、 って、帰ってから勉強して知ったんだけどね（爆）。 |
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こちらはアヘン精製キット（ホンモノ？）・・・時代ですねぇ。 |
映画村を出ると、昨日、一緒になった西洋人組と再び再開！！
全くの偶然なんだけど、ずっと同じパターンで観光してるな。 狭いぞ開平！
「はろ〜あげいん〜♪」などと挨拶。がっちり握手（笑）。
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改めて街並みを見渡すと、なかなかいい感じじゃあないですか！？
うずうずうずうずうずうず・・・・ 同じことを考えた同行の女性陣が、ガイドの呉さんに、自由行動を要請。 裏通りってば、かなりすさんでいて、雰囲気チョー良すぎ♪ |
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シブイ建物のあるエリアはさほど広くないが、かな〜りいい味。 いやぁ、とある開けっ放しの家を何気なく覗くと・・・ |
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骨董屋さん。
とにかく色んなものがざっくばらんに置かれてます。 吉川晃司のモニカの中国語カヴァー曲が流れていたんだが・・・ |
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階段に猫がおんねん・・・怪談に猫が怨念・・・爆 子猫ちゃんｓ、かわいかったです〜。 売り物じゃないのに、床・テーブル・灰皿。どれもすごく良いテイスト。 |
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グレー＋深緑色＋藍色の（笑）川の水面を、おばちゃん船が行く！！
すいー♪ |
いやあ、なかなか良い感じでした。
ということで、１１：２０出発して５分後。
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で、工事用の袋・・・元々米袋なんですが・・・パンダちゃん発見です。 チープな感じが好〜♪ っていうか・・・この熊猫どっかで見たことあるなぁ・・・ |
さらに移動。１０分走ると南楼。
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南楼。川のほとりにポツンと洋楼があるだけです。入場料３元。
が、全国愛国主義教育基地です。そう、抗日モノです・・・。 日中戦争時に、日本軍が撤退のためにこの地に立ち寄ったわけですが、 ガイドの呉さん、かなり気を使いながらの説明・・・気苦労されたかと。 |
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壁には砲弾の穴や弾痕が沢山あります。
説明書きもバリバリ反日です。 見てると戦争の悲惨さが伝わってきます。 |
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中は簡単な資料が展示してあり、イラストにはやっぱりこんな絵もございます。
やはり戦争や他国への侵入ってのは、愚かしいことです。 |
今回は、豆腐など左のものを長時間煮込んだ黒色の、広州風スープが出てきました。
味はまろやかで美味しい。
１４：００ 広州へ向かって、帰路に着きます。
高速で途中トイレ休憩し、２時間で広州市内へ入る。
この後、事故による大渋滞に見舞われ、３０分ほど車はのろのろ。
ガイドの呉さんは、すごい心配して、落ち着きナッシング。
「あっちの車線の方が早いぞ！」 「割り込まれるな！」 とか運転手さんに猛攻。
そりゃ飛行機に乗り遅れたら大変なことになりますからねぇ。
運転手さんは落ち着いてたけど（笑）
１６：４５ 無事に空港に到着。 まだ４５分前なので、ぜんぜんＯＫ牧場。
チケットＧＥＴして、搭乗ゲートへ。
１度ゲート変更があったので、最後までやっぱりモニターで確認は怠っちゃいけませんね。
呉さんは、セキュリティーチェックのゲートまで着いて来て下さり、最後まで見届けてくれました。
みんなとガッチリ握手して、ここでお別れ。
呉さん、ありがとー！
呉さんの丁寧な説明ガイドもぜんぜん聞かずに、洋楼群に向かってとっとと走り回る我々に、
内心ムカついていたのではないでしょうか？（笑）
広州・新白雲空港のセキュリティーチェックは結構厳しいです。
上海なんてあんなにいい加減なのに・・・。
荷物の中に充電器のコードなんかが入ってたので、４回くらいＸ線やり直しさせられました。
中に入って一安心。
広い空港内を探検してみたかったけど、ボーディングまで３０分なので、ちょっとお店を覗くくらいしかできなかった。
今回のツアーはお土産屋への監禁がなかったのでとてもよかったけど、
逆にスーパーしかお土産購入の機会がなかったので、最後に空港で何故か深セン生産品を購入（笑）
さて、飛行機は、予定通り１８：００にタキシングを開始。
おお！時間通り！なかなかやるじゃなか、南方航空！と思ったら・・・
うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、
うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、うぃ〜ん、
・・・ナニやら怪しげな音が！ Σ（￣□￣;）
窓の外を見ると、どうやらフラップが出ないらしい・・・お〜い！
とてもいや〜んな予感。ヤッベーな感じ。
このまま機内に何時間も閉じ込められるんだろう・・・とか、今日中に帰れないかも・・・とか、
明日から仕事のだんなちょん、顔色が優れません（笑）
何度かリトライするものの、やっぱりフラップは降りず、３０分ぐらい経過。
やがて、後方のオヤヂが怒りだした。スッチーが一生懸命なだめる。
窓の外には、修理カーが見える！ おいおい、このまま修理始めるんかい？客乗せたまま？
そして１５分経ったくらいにやっと機内放送。
「すまんな。ちょいと故障っす。もうしばらくかかりまっせ。」
先ほどのオヤヂが、またスッチーを呼びつけ、大声で文句を言う。
スッチーは冷静に対応していた。
時間稼ぎにドリンクが振舞われたりもし、「あともうちょっと」なんて放送が掛かる都度にオヤヂの怒りが爆発。
１８：４５。
直りましたよ〜！ フラップがウィ〜ンと出てきた！ ぐっじょぶ！ (ノ￣∇￣)ノ
ってことでようやく動き出す。
いや待てよ・・・（￣〜￣;）
フラップが出たのは良いけど、そんなソッコー修理で、また壊れやしないか・・・？
飛んでから、引っ込められなくなって、結局、引き返すとか・・・？
上海への着陸時に、またフラップが出なくなって、速度が速すぎてオーバーランとか・・・
などと、みんなの不安を乗せて、飛行機はようやく空へ舞い上がる。
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こちら夕飯機内食。
パン・サラダ・米・（牛肉or豚肉） 豚肉の方は少々失敗だったらしい・・・。うえ〜・・・ |
ということで、予定より４０分遅れで、無事に上海虹橋空港へ到着〜。(ノ￣∇￣)ノ
タクシー待ちの列は相変わらず長いので、静安寺まで直行のミニバスに乗り、そっからタクシーで帰るという作戦で。
この日のバス運ちゃん、むちょむちょすごい！ これぞ最速伝説！ (ノ￣∇￣)ノ
急発進、急ブレーキ、アクセルは床が抜けるまで踏みっぱなし。アグレッシブな車線変更。
道が空いてたってのもあったけど、それ以上に運ちゃんのキレた運転はすごい（笑）
なんと虹橋から静安寺まで１２分で着いてしまったよ。
（冗談で「最速伝説」でググッたら、トップにすげーのが出てきたよ・・・ 世も末だ・・・ ｏｒｚ）
バスから降りた途端にタクシーも拾えて、自宅まで合計３０分で帰れてしまった。
ありえない・・・ものすごくありえない・・・。
普通に空港でタクシー待ちしてたら、乗るまでに３０分以上かかっていたはず。
ということで開平の廃墟（洋楼）ツアー終了。
世界遺産になればまたどんな様相になるか楽しみな地でもあります。
建築や廃墟などのキーワードに興味ある人にはとってもオススメですよ〜。
