成都５泊６日の旅編
〜上海からＧＯ！〜

２００５年１０月０６日（木）　５日目

今日は、成都中心地に点在する観光スポットへ行く予定だ。

しかし、早朝・・・　まだ暗闇の中でおかみちょんは目が覚めた・・・
腹痛い・・・気持ち悪い・・・

どうやら当たったらしい・・・。トイレ占拠。

今日は、大熊猫の第２弾！早朝出発！なんて、張り切っていたのだが・・・

おかみちょん脱落です。ち〜ん♪（合掌）

１時間・・・しばらく様子見たけど、やっぱ無理・・・

結局、午前中はずっと大人しく部屋で寝ることにした。

その間８回ほどトイレに世話になり、出し切った時点で薬を服飲。
ルームクリーニングでもトイレットペーパーを余分に置いてってもらう。とほほ・・・。

ということで、だんなちょん一人で、観光にいくことになった。とほほ・・・

今日の予定は、成都大熊猫研究基地だぁ！　（また熊猫かいっ！）

昨日の臥龍大熊猫繁育研究所と並び、第２の大熊猫の聖地だ。

残念ながら、天気は雨・・・寒くはないがイマイチだなあ。　

　

まずは、青龍場バスターミナルへ。　北駅からバスで２０分くらい。　ここでバスを乗り換え

長距離路線と市内ローカル線でバスターミナルが別れている。
ちっとも見つからなかったので、Informationでお姉さんに聞くと、中途半端な位置を指差してくれる。
どうやら、チケット売り場の建物の横から出るらしい。

たしかに「熊猫基地」と書かれたバスが停まっているぞ！
ボロ〜いマイクロバスだよ・・・。
さっそく乗り込むと、観光客なぞは皆無。完全に地元人の生活路線だ（笑）

しばらくすると出発。（わずか２元（３０円））
約３０分ほどで到着。

騒音でおばちゃんの言葉が聞き取れなくても、
景色を見ればすぐわかる。

大熊猫像　キター！(ノ￣∇￣)ノ

　
まあ、ここは大熊猫専用の動物園って感じ。

大人の大熊猫、若い大熊猫、子供の大熊猫、とエリアが分かれている。

ただし、大熊猫様おひとりあたりの占有面積がすごく広くて、木なんかも多くて、
彼らにとっては、待遇がすごく良さそうだ。

見物する方にとっては、大熊猫がはるか遠くにポツンと見えるだけ、とか、
１周するのにえらい歩く必要があったりするけど・・・
ここでもやってます！

大熊猫といっしょに写真を撮ろう！のコーナー！

ただしこの日は雨でやっていない。
できるだけ観客に近い位置に笹を置いてくれるので、
お食事風景をじっくり見物できます（笑）

ちょうどごはんの時間です。みんなモリモリ食べてます。
ず〜っと食べてます。

ばきっ！がじっ！
むっしゃ むっしゃ むっしゃ むしゃ〜っ♪

音まではっきり聞こえます。
すっげー、ウマソウ（￣¬￣）
なーんか、こっちまで笹食いたくなってきました。
あるパンダ舎の裏から、金網を除くと・・・

近づいてきたよ！　わずか３０ｃｍ！

むふ〜っ！鼻息がかかる！(ノ￣∇￣)ノ
記録係りのおネエさんが、ひたすらノートに記録とってます。

歩いたとか、座ったとか、木に登ったとか、ウ○コしたとか。

地味だけど楽しそうな仕事だ。
「おか〜ちゃ〜ん！」

「あ〜はいはい、いま笹食べてるから、あとでね〜」

ばきっ！がじっ！
むっしゃ むっしゃ むっしゃ むしゃ〜っ♪

これまた、ウマソウ（￣¬￣）　また、笹食いたくなってきました。

動画なんかもあるんスよ！タイトル「ぼてっ！」
３時間くらいいましたかね。

なかなか楽しめましたわ。

おかみちょんから復活したコールが来たから園を後にし、北駅前で落ち合うことに。

ここのパンダカタログを土産に買う。

　

昼。　とりあえず薬で小康状態になった、おかみちょんと合流。

バスで永陵（王建墓）に到着。

その前に、腹が減っているので、数軒 隣のレストランへ。

服務員の女の子が、明るくて面白かった。

「お粥ってある？」（粥＝ぢょう）と聞くと、
「酒（ぢぃう）？」、「粥（ぢょう）！」、「酎（ぢょう）？？」、「粥（ぢょう）！」、「舟（ぢょう）？？？」
遊ばれてるのか？（笑）　Σ（￣□￣;）

こうなりゃ奥の手だ。　メモ用紙に漢字で「粥」と書いたら、
「あ〜っ！粥（ぢぉう）！」

やっとわかってくれたらしい・・・・。やっぱ発音は難しいね。
でもお粥は、「没有！」（ない！）

微妙な中国語を使い、粥という漢字を書ける外人・・・。

で、どこから来たの？と聞かれました（笑）
「日本人（りーべんれん）」　と答えると、「？？？？？」
で、漢字を書いてやると・・・
「あ〜っ！じーべんれん！」　それ、おネエさんの方が訛ってますがな！巻き舌すぎ！　Σ（￣□￣;）　

まあ、この店は当たりだった。どれもおいしい。
特に、卵豆腐のあんかけが美味しかった♪
お腹の調子が悪いおかみちょんにはうってつけ（爆）

さて、永陵（王建墓）

永陵は入場料が高い割に、墓しか見所が少ない・・・

が！雰囲気がいい（笑）

（右）こんな困った顔の馬、見たことないー！（笑）


へにょろ〜
石棺を抱えている兵隊ｓ。

（右）「腰ぃ、気ぃつけろよ、ギックリいくぞ！もう年なんだからなぁ〜」
再びバスに乗って、お次は、青羊宮へ。

これはメジャーな観光スポットだ。

道教のお寺さんで、道観という建築物を見ることができる。
道教のおっちゃん。爪を切ってました。

結構長く伸ばす人多いけど、何か意味アリなんでしょうか？

八卦に陰陽に蝙蝠・・・いやぁかっこいいっす。
この羊ちゃんは必見の子らしい。

みんなが触る鼻面部分は、すっかりテカテカで金ぴか〜。

象さんもかわいいです〜。
→ みんなやってるから真似してみた！

２０ｍほど手前から、目を閉じて、福の字に向かって歩く。
無事、福の字に触れたら幸せに・・・
なれるかもぉ？って感じでしょうか。

見てると意外に真っ直ぐ歩けず、触れない人って多い・・・。
道教の敷地内にある公園では趣味で墨絵を描いてます。
熊猫らぶり〜。

西洋人が値段交渉してたけど、決裂していた・・・（笑）
高いのか？？？

　

バスで杜甫草堂へ。

杜甫堂の北門前には、骨董がらくた露店が連なり、南門はきれいな公園が広がっていて、その先は高級住宅街に繋がっている。

その名の通り、有名な詩人、杜甫の博物館とも言うべき場所だ。
4年ほどここに住んで詩を作ったそうな。

杜甫マニアにとっては涙モノだ！（そんなマニアいるかな？）

でも、ぶっちゃけて言っちゃえば・・・地味です・・・ここ。
のんびりする公園って感じかな。


劇画調 杜甫
国破れてサンガリア（謎）で有名だよね。

杜甫のオブジェ、各種いろいろ置いてある美術館もあるよ。
園内にある茶館の脇にあるお土産屋街にて。

水墨画はいたるところで売られているけど、
なんかこのお店が気に入って入ってみる。

恐る恐る値段を聞いてみると１枚２５元！安い！　

絵描きのおっちゃんは、三国志の人物画を勧めてくる。
曹操の絵を指して、日本式に「そうそう」って言うんで、
「つぁおつぁお？」と言うと、（￣ー￣）ニヤリ


さっそく２枚ほど購入。
パンダは種類も豊富で迷ったけど、
この器で水？飲んでるのが気に入った。
敷地内の茶館で一休み。

意外にこういうところのお茶は、安い上に美味しい。っていうか水がまとも。

しかも延々とくつろげるからいいねぇ。
日本みたく客が待ってるからと追い出しのプレッシャーを受けることもないし。

で、貸し出し用のマージャンとかトランプで大騒ぎしている人達も多い。
実に楽しそうである。
園内のお土産屋さんの横にあった大きい木彫りパンダ・・・

そうそう！
チケットにある副券みたいのを所定の場所に持っていくと、メダル付き参観記念券が貰える。

なーんてやってるうちに、すっかり夕方になってしまった。

バスで帰ろう。と思ったら、地図に描いてあるバス停が見つからず、かなり遠回りして大通りへ。
ちかれた。

ってことで今日はここまで。

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