麗江・香格里拉：世界遺産と大自然の旅
〜上海からＧＯ！〜

２００６年０５月０４日（木）　６日目

６：３０　これまたモーニングコールで起床。

実質、今日で最終日って感じだからちょっとロンリー。

７：００　ホテルで朝食をゆっくり取る。

８：１０　出発。
徳欽の町もお別れ。
香格里拉へ向けて元来た道を戻って行く旅程。

この日の梅里雪山は結構雲がかかっていた。
すかさずガイドの李さん、「いやー、昨日の日の出は晴れてよかったですね。私のような良い人と一緒だからですよ〜（笑）」
いやでもホンマ、旅行中は天気に恵まれました。
おかみちょんの晴れ女パワーも久しぶりに発揮されたよ。

雲南はマツタケの産地としても有名。
以前は、誰も食べないんで、”牛”のエサだったんだって（笑）

日本人旅行者が入ってくるにつれて、「日本人はあんなもん食べるのか？妙なやつらだ・・・」と、思っていたそうな。

やがて、日本人のマツタケ好きが知られるようになって、一気にマツタケ輸出ブーム。かなり儲けたらしい。
現在は松が伐採されて環境が変わってしまい、ほとんど取れなくなってしまったそうな。
ということで、ガイドさんが紹介してくれた「正真正銘、ホンモノの干しマツタケ」は１袋１００元。
「空港とかで安く売ってるのは、ほとんどニセモノですよ〜」という話だが・・・。

１０：３０　尼寺である「尼姑庵」に到着。

道路から徒歩２０分ぐらいの丘の頂上にある。絶景！

ここは、昨日の東竹林寺がもともとあった場所（のすぐ近く）。
もうちょっと登ると、もと東竹林寺跡があるらしいけど、
今回は、時間もなく、予定に入っていないので割愛・・・
木陰で尼僧が、のんびりバター蝋燭の芯の製作中。
竹串に綿を巻いていく。

なんとも長閑だ。
こちらには、住居部や修行の別堂があります。

スクエア型で中庭付きなのがめずらしい。

　
みんな交代で、剃髪中♪

ニマさん曰く、
「今日は（一部の人を除いて）、修行はお休みの日らしい。」
この、おばあちゃん尼僧は、どうやら偉い方らしい。

何度も何度も姿を見せるので、「なんでだろう？」と思っていたら、
お寺の周りを回るお参りをしてたんだね。（もちろん右回りで）

かわいい熊ちゃんのわふわふしたスリッパ靴を履いてました♪
このギャップがいい感じ〜。
仲良し２人組み。
耳掃除みたいなこととかしてたり、膝枕とか・・・のどかだねえ。

なんかカメラ慣れしてるんだか天然なんだか（笑）
みんなでカメラ向けても嫌な顔１つせず、笑顔で迎えてくれました。

だんなちょんがピースすると、右の女の子もピース！
すると左の子が「あんたやめなさいよ〜」と、その手を下ろす（笑）

１１：３０　移動開始。

１２：１０　奔子欄　行きと同じレストランで昼食。

前回より美味しく感じられたのは、食べ慣れたせい？
１３：０５　出発

バスは走る。
棚田の村や、河沿い、岩だらけの山間部など。ころころ景色が変わる。
行きと違って、ひたすら下ってくるので、バスの平均速度も速い！　おかげで揺れる！
でも、どんどん下界に降りて来てしまって、なんだかモッタイナイ。

１４：４０　香格里拉の入口である、納帕海が見えてきた！

ニマさん、思わず「香格里拉　回来了！」（帰ってきたぜ！シャングリラ！）

納帕海のはるか向こうの方に、ナスカの地上絵のようなものが！
よーく目を凝らしてみると、飛行場やんけ！ここでも遠近感が狂う！

１５：００　香格里拉　古城へ

麗江の古城地区と同じように、古い建物（再建したも）が並ぶ、お土産屋さん街。

まあ、それなりに情緒があっていいんだけどね・・・ちと観光化されてるなあ。

（ひとくちメモ）　現在８万人が暮らすこの街、今ではチベット人は、約５４％なんだって。

やっぱり四方街ではみなさん輪になって踊ってます。
ラジカセからは、雲南サウンドが！？

綿菓子が、すっごい真ん丸！！！！　すんごく　かわいいよ〜。
でもってこちら、謎の古民家。

噂によると、文革時代の傷というかなんかスゴイものが、赤いカーテンの奥に隠されているそうな。
きっとかなり物凄いものなんだろう！！
と、思いきや、またまたガイドの李さん、バッサリぶった切ってくれました（笑）

「あ、私１度見たことありますけど、はっきり言ってつまらないです。」
「・・・・・・」
古城とかいいつつ、昔の建物はガンガン壊して、新しくリニューアルしている最中でした。

あ〜もったいない。
古い方が味があっていいのに。
中国の人との感性の違いかな？

　

こちらむっちょ美しい絵が飾られているアートギャラリー屋。
時間がないので、残念ながらパス。

　

近年作られたこちらの目玉、超巨大マニ車（笑）

170tもあるそうな。クソ重くて一人じゃ絶対回せんやんけ！！
１人で３周もやったら、もはや立派な修行ですから〜。
ぷ：「２５ｍもありますニャ！」

その横にはチベット寺院。
説明を受けて戻ろうとしたら、じもてぃのおばちゃんから、
「そっちは逆走よ！そっちから３周回りなさいね♪」
ついつい時計回りのこと忘れちゃうよ〜。

そしてこの丘には、道教の寺院もあるんだけど、
さすがここはチベット、道教は全然人気がないため、すっかりほったらかし状態らしい（笑）
ん〜宗教って難しいですね。

　

広くはない古城なのであっという間に見ることができます。

３０分ほどフリータイムをもらったので、散歩〜。
やっぱりこちらにもカフェは多いっす。

でもって西洋人もガイドブックとにらめっこ。→
もちろん英語メニューも充実！
入りたかったなぁ。

宿屋もリニューアル後なので多分きれいかと。
概観はとてもいい感じにかっこよく、思わず泊まりたくなりますよ。
キャラバン隊！ってな感じのジープ。
かっこええ〜。

そしてこちらはチベタン風耕運機「ヤンボー！マーボー！（違っ）」
装飾もバッチリかっこいいですよ！！
ここで彷徨ってたら、マニ車欲しくなっちった♪

だんなちょん、一応ちゃんと内部に、お経の紙が入っているものを購入。
わずか、１４元。
もちろん左のようなかっこいい〜高級品ではなく、お土産用のダサダサのヤツ。
しょぼ〜ん。
そして、ＣＤ屋を通りがかったとき、
スピーカーから流れてくるチベット風の曲がとてもきれいだったので、
思わずお店の人に、「この曲の入ったＣＤどれ？」と、聞いて購入したのがこちら。
どうもチベタン歌手の最近の音楽集って感じでＣＤ２枚入り。

が！！！家に帰って聞いたら、聞けども聞けども、その名曲が入っていない・・・
結局、最後まで聞いても・・・
「入ってねーじゃねぇかよーーーーー（怒）」
もうね、ほら、やられたって感じ？　┐(´ー｀)┌

１６：３０、再集合してレストランへ移動。

夜の飛行機で昆明まで戻るので、ごっつ早い夕食。
がっつり昼食べてるからお腹なんて空きやしない〜（涙）
でもここで卵豆腐のあんかけが出てきた♪
成都のレストランでも食べたんだけど、お腹に優しそうでサッパリとしてて美味しいのですよ〜！

そしてここで、地元ガイドのニマさんとお別れ。うぅ〜名残惜しいよ！
ニマさん、ありがとう！楽しかったよ！

バスで空港へ向かいます。

１７：５５　空港着

今度はここで、ドライバーの楊さんとお別れ。
彼は、次の仕事のため、単身これから麗江まで戻るそうな！（約３時間）
うひー！ひた走り・・・ちょっと孤高だわ〜。

香格里拉空港にもちょっとしたお土産は色々売ってるけど、さすが空港価格という感じ。
中国の人もラストスパート！！って感じで買いまくってます。

左：滑走路に差し込む光がなんとも幻想的で、神に愛された土地って感じです。

右：空港内の壁画。もっと大きく色々な民族の絵が入ってて、とても美しいのです。

１９：１５発の飛行機ということで、チケットもらって、中へ。

３＋３の席で、ガイドさんに一まとめで取ってもらったのでだんなちょんと席が別々。
まあ、同じツアーの奥さんとおしゃべりが楽しかったです♪

ところでね、ここ、座席が濡れてるんですよ・・・そのね、微妙にお水とかをこぼしたって位置じゃなくって・・・。
どうしようかと悩んだ挙句スッチーに、濡れてるから毛布（コレ肝心）もって来て、とお願いする。
どうもしばらくしても持ってきてくれない・・・すっかり記憶の彼方に飛んじゃったみたいですね・・・。
しょうがないので、また別のスッチーにタオルもって来て、とお願いすると、「ない」などと言う。
(;´д｀)ノ　そ・・・そんなぁ〜（涙）
と、思ってたら、ガイドさんの李さんが、「この席にどうぞ〜」と。で、李さんは、空いていた別の空席へ移動。
これで、一件落着。満席じゃなくってよかったぁ・・・。

２０：００　昆明に到着。１時間もかからず、あっという間。

２０：２０　お迎えのバスに乗り、４★ホテル「錦江大酒店」へ。

昆明の駅から近いところで、モロ街の中。ちょっと夜中まで騒音が・・・。

李さんは、地元の方なので、自宅に戻られるとのこと。
「１週間ぶりに、ワンちゃん（ラブラドール・レトリバー）、猫ちゃん（白）に会える〜♪」とウキウキしてました。
既婚なのに「やっと奥さんに会える〜」とは言わない・・・（笑）

ホテルのすぐ横に、でかいスーパーがあるので、行ってみた。
地元系お菓子などもあり、幾らか買ってみた。

こんなキテレツな民族衣装もありましたよ〜（笑）

大通りには、盲人による街角マッサージ部隊が！！
椅子に座って、腰なんか揉んでもらっている人が多数！
大通りの真向かいにも、お土産屋さんが入った市場があるけど、
ハッキリ言ってしょぼかった（爆）

茶馬古道の型に入れたプーアール茶も売ってたけど、
これ８８８元（１２４３２円）の値がついてた！マヂ！？

このホテルのエレベーターで乗り合わせた西洋人。

試しに、「どこから来たの？」と聞くと、ベルギー人だそうな。
すると、聞いてもいないのに、ベラベラと一方的に身の上話を始めた（笑）
結婚６０周年記念で、奥さんと一緒に、アジア諸国を３ヶ月ぐらい巡っている。
さっき、ホテルのキーがおかしいから変えてもらいにフロントへ行ってきたところなんだ。　などなど・・・
その後またエレベーターでお会いした。

ということでこの日はウェルカムフルーツ食べて、とっとと寝ました。

２００６年０５月０５日（金）　７日目

実は今回ツアー・・・めちゃくちゃもったいないんですわ。

せっかく昆明に1泊するのに、昆明観光はいっさい無し・・・　そのまま朝の飛行機で帰るなんてアンビリーバボー（泣）
半日ぐらい観光できるだろうに。
これは７日間とは言わない・・・６．５日だ。
「夕方の飛行機に変更できない？」と聞くが、「いや、ゴールデンウィークで空席は無いでしょう。」

これが味気のない昆明の日の出です・・・。
とてもキレイだけど・・・ビル群です（笑）

朝食食べて、８：４０、とっととバスで空港へ。

実は当初の予定だと８：１０の飛行機だったのに、前日になって９：００となりました。
いやぁ、遅くなるのはいいけど、中には上海へ戻ったら速攻仕事！っていう方もいらして、ちと迷惑。

ところが、空港へついたらまたフライトスケジュールが変更になった。今度は９：３０。

ま、東方空港ですから・・・なんかちょっと心の片隅で諦めみたいのがあって、どうでもいいよって感じ（笑）
まぁ考えてみたら羽田とか成田ってものすごい運行スケジュールなのに、ほとんど遅れることなくよく回してるよなぁって思いますよ、ホント。
しかし・・・帰りの機内食はあまりにも寂しかった。

朝食時間帯にこれだけって・・・ええ？！マヂっすかぁ？

いつもの乾き物系バージョンから、さらに手を抜いたって感じ。

っていうか箱いらないじゃん、箱開けるまでわくわく気分だったのに〜（泣）

お昼・・・上海虹橋空港へ到着。

ゲートで皆さんとお別れした後、ふとタクシー乗り場を見ると列がほとんどできてない。
凄く空いている！
珍しい！珍しすぎるぞ！
ってことで、タクシーで途中まで帰ることにした。

列に並ぶと、さっそくうちらの前に横入り・・・(￣＿￣*)
「うぉい！」文句を言ったら、すごすごとおっさんは後ろに周っていった。勝った！
やれやれ。

その後、タクシーの運転手が全然道を知らなくてウンザリ。
まぁ日本の格言（笑）としては、「家に着くまでが遠足・・・」ってことでよろしく！　（￣(ｴ)￣）＞

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