England コッツウォルズ地方編　その３

コッツウォルズの地図なんかはこちら

今日も、６時に起きていつもの朝の散歩へ。

毎朝、早朝に出て行く日本人達。怪しい・・・・（笑）
でも、朝食時に、「今朝の散歩は○○へ行ったよ！」「へぇ、どうだった？」なんて会話をしてるので心配なしでしょう。

再度、Lower Slaughter & Upper Slaughterを散策。 すっかり、お気に入りの場所となる。　 「Ford（浅瀬）」と書かれた標識が立っている。 「？？？？」と不審に思いつつ行くと・・・・ ほんとにありましたよ！　浅瀬が！ 車が川の中をザザーン！と横切るのです！ 無粋な橋を架けない方が、景観が守られるからね。

帰ってきてから、久しぶりにTVをつけると、なにやらクマが英語をしゃべってます（笑） そういえば、宿のオーナー一家の子（２歳）も、これを熱心に見てました。人気番組らしい。

８時には、いつものようにモリモリと朝食をとって、９時にドライブ開始！

チェルトナム・・・・コッツウォルズ地方を回った中で、こんなに後悔した街はない（笑）　唯一、後悔したところ。

というのも、大きな街なんです！
温泉なんかで有名なので、入浴する人にはいいかもしれませんが、そういう予定もなかったし、ちょっと街だけ見ていこうと思っていたんだけど・・・

コッツウォルズという、イギリスのど田舎を堪能したい我々にとっては、あまりにも都会すぎて見所なしです。
歴史ある建物が並んでるわけでもないし。

ちょろっと、インフォメーション寄っただけで、ずらかりましたわ。（たいした情報も得られず）

街中は一方通行が多く、道もわかりづらくて、渋滞もしていて、おかみちょんナビ誤作動しまくり（街中の地図もないし〜）。
街を脱出するのにえらい時間を食ってしまった。ぐがぁああ！午前中の貴重な時間がぁああああああ！

でも、町を出ればいつもの長閑な景色が堪能できます。

で、気を取り直してウィンチクームへ。１１：００着。

ここへ行くまでも迷ってしまったのだが・・・。あわせて、すごいロスタイム。（いったいなぜこんなに迷う？）

　

The White Hart Inn. この辺のPubは、たいてい レストラン と 宿屋を兼ねている。 （「Inn」は宿屋がメイン）

この村も典型的な宿場町という感じ。ハイ・ストリート沿いにいい感じの建物が並ぶ。 ちなみに、この地方では、村のメインストリートはどこへ行っても「High Street」と呼ぶ。 インフォメーションを見つけたが、地元ならではの情報は得られなかった。

ちょっとだけ村を見てから、目的のスードリー城へ。（６.５ポンド）

城門の脇を車で入って行きます。ほんとに車で入っていいのか？という感じです。

　

ここスードリー城は、チューダー王朝の頃に建てられ、その後ヘンリー８世の６番目の妻キャサリン・パーが住んだ。 その後この城は破壊され、およそ２００年もの間、廃墟状態だったが、現代になって修復されたそうだ。（ガイドブック棒読み） でも、半分廃墟だったおかげで、とてもいい感じ！ お屋敷も窓枠が凝ってるんですわ。そこから光が漏れてくる光景がいいのよ！ 生い茂った木や草に手入れの行き届いた美しいガーデン。ここは超お薦めです。

美しいガーデンの中を、何気な〜くウロツク者が・・・。やけに人懐っこく、かわいいヤツだ。 「お〜い！」と呼ぶと、一目散に近寄ってきた♪ その美しい毛並みと、品の良さから、領主様のお犬様に違いない。 いきなりゴロンと寝そべって、お腹を出すので、撫でてやる。 しばし撫でてやってから、じゃぁね！と立ち上がると・・・。 「もう終わり？あっそ！」と、つれないそぶりでとっとと次の獲物を探しに去っていった。 おいおい(^_^;)

ここの庭にティールームでもあればよかったのになぁ・・・(￣▽￣)。○○

一般道なのに平均80km/hで走る！走る！走る！

大聖堂が見たかったので立ち寄った町です。
町の裏に1時間80pの駐車場にとめて、ちょっと歩く。町並みは雰囲気のある家も残っている感じ。

大聖堂もとてもきれいでした。 でもちょっと印象が薄くてよく覚えてない（爆） テューダー朝時代の古民家が残されており、無料で見学できます。 １階が台所、２階が寝室ととても狭くて質素。一般の人はこんな感じの暮らしだったのね。

途中、ガソリンを補充しようとスタンドに寄る。７５ｐ（約１５０円）/リッターぐらい。たっけーぞ！

こっちでは、Petrol（ガソリン）（有鉛と無鉛がある）よりも、Diesel（軽油）の方がなぜか高い。
セルフ形式なんだけど、ダンナが給油するときに、前の人のカウンターが残っていることに気づいた。
給油ホースを振り回してアピールすると、レジの人が気づいてクリアしてくれたんだけど、危ないったらありゃしない。
下手したら前の人の分と合わせて支払うハメになってたぞ。(^_^;)

ここでお昼を食べようと思ったのだが、特に気になるお店もないようで・・・探すのに一苦労。
街中の地図もないし、インフォメーションどこにあるかわからない状態。

で、さんざん彷徨ったあげくに入ったのが、デパートのお好み食堂（笑）　カフェテリア形式。

数多いメニューの中で、伝統のプディング料理を発見！ しかも、「ステーキ＆エール・プディング」だ！ ついでにキャラメルクリームのショートブレッドなんかもチョイス。 が・・・やっぱり所詮お好み食堂だ・・・ げ・・・激まずぅううううう。なんかブニュブニュして、ドロ〜っとして・・・ しくしく。

その足でグロースター大聖堂へ。大聖堂の裏側がどうも観光スポットのメインストリートだったようだ。 近代的な建物と歴史的な建物が混在していて、見ててもあまりおもしろくない。 しかし！入口の看板には、気なるセリフが！ Guided Tour 14:30 ちょうど塔なんかのガイドツアー（５ポンド）が始まるところだ！もちろん、即、参加。ぎりぎりでOK。

説明員のおじさんの髪の毛が微妙に爆発してて楽しい（笑） 塔は、このツアーに参加しないと通常では登れません。 螺旋階段を登り、屋根の木造建築、鐘の話などをしてくれます。 実際３時になるのを待って、鐘を鳴らしてくれたりおもしろいです。 （話はやたら長いけど・・・） おっちゃんは歳とってる割に毎日この塔の上り下りをしているから、足腰が達者だ。すいすい登っていく。 うちらはもうヘロヘロ。 それでも観光客にペースを合わせてくれるので、ありがたや。

塔の上は絶景っす。 あまりきれいな町並みとはいえないけど、ハリポタの撮影で使われた回廊を上から見ることもできる。 ということで、回廊を見学♪天井などの彫刻が見事っす。 映画ではすごい広い通路に見えたけど、実際はそうでもない。

Painswick　17:15くらいに到着。

町の上の方にあるバラとかガーデンが目玉と言われるRocco Gardenはもうとっくにやってない時間。
で、数百メートルのメインストリートをぶらぶら。
喉が渇いていたからTeaRoomへ入ろうとも思ったが、時間も時間でもうすぐ閉店なため諦め。
町の中心にある教会の庭がおもしろい。
狭いけど、木の手入れがされており、ガーデン風になっているのだ。ちょっと不思議ちゃん。

教会の裏手はかわいらしい住宅街になっていて、下ると小川が流れている。
池があったんだけど、そこがまた私有地になっているのだ。小さな橋もかけられている。
ああ、羨ましい〜、と釣り師（自称）のダンナ。
　

18:00に離脱して、南下すること20分。 地図を見ていると。ふと、小さなお城マークを見つけた。気になる・・・ で、Ａ４１３５にある「Beverston Castle」に立ち寄る。Tetburyの手前です。 到着してみると、敷地内にお城の廃墟が一部残っていて、鬱蒼とした木々に包まれており、いい雰囲気を醸し出しているのだ。 残念ながらここは私有地のようで、柵の外からしか見ることができない。 それにしても、「My廃墟城」を持ってるなんて、うらやましいぞ！ 最初受付かなんかあるかと思って城門を入ってしまった（爆）そしたらPrivateって書いてあるから慌てて外に出た。でも日中は庭だけなら見学させてもらえるくさい。

Tetburyは小さな町で面白みがなかったので通過。
そのままCirencesterまで北上し、途中スーパーで夕食の惣菜を調達して帰路につく・・・
　

←このあたりはナショナルトラストの管轄で、低木林の森が続くすばらしい景色です！ 道も狭く、ピーターラビットがびょんびょん跳ねている。 お尻の毛が白いのでよく目立つ♪かわいいおけちゅ♪ ほとんど対向車も何も来ないので、ドライブしていて気持ちがいい。

また、地図を見ていると。ふと、小さな遺跡マークを見つけた。気になる・・・

ということで、またしても寄り道。A429からちょっと外れたとこにあるChedworthの「Roman Villa」に立ち寄ることに。
名前からして、「古代ローマ時代の遺跡」だろうと推測。

で、そのRoman Villaなんだけど、この辺りで地面からローマ人が住んでいた頃の遺跡で、それを保存しているらしい。
モザイクが発見され、それを博物館にしたものなのだが、こういう施設は結構いろんな所にあるので、じ〜と地図を見ると印があるので、好きな人は探してみるといいかも。
博物館は気になったけど、さすがにこんな時間には閉まっている（爆）
で、生モザイクは結局見ることができなかったんだけど、博物館をガラス越しに覗いてみたりとがんばって見た。

今日は20:00に宿へ帰還。缶詰のオイルサラディンとチーズをパンに載せて食べるのが美味しい♪

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