England ロンドン編 その3



5月20日(火) ロンドン散策 3日目
 

7:20起き。8:00朝めし。8:20出発。

ピカデリーライン+セントラルラインで、セントポール寺院へ。 (入場料6ポンドもする〜)

さすが、でかい! まさに奈良の大仏殿?!(例えが意味不明)

でも、1階は改修工事中で足場が組まれてて見苦しい。しかし地下のお墓や展示物が雰囲気あってよかった。おすすめ。
ゆっくりと見て回って1時間ぐらい。 ただし、撮影禁止。


やはり天気はくもりです。
10時になると塔へ登ることができる。ちまちま螺旋階段。

比較的低い階段だから登りやすいけど、足はパンパン。
塔の上からはテートモダンが真正面から見えていいじょ。

雨が降り出し、強風まで吹いてきたので下へ降りると、団体の日本人観光客が来ていた。
しかし、そこの日本人!寺院内で大声でギャーギャー騒がない!
そこの おやじさん、間違えて女性用トイレに入ろうとしない!
(英国人女性に注意されてるよ。入口の絵をみりゃわかるべー?)

団体さん達は、塔には登る様子もなく、あっという間にドナドナされていった。
かわいそうに、ツアーだとあんな短時間しか見学できないなんて。


それからテンプル騎士団の本拠地だった、テンプル教会へバスで移動。

バスは楽しい。座るのはもちろん2階席の1番前。
地下鉄駅でもらったバス路線図を使ってるけど、かなり大雑把で主要路線しか書いていない。

周囲の様子をチェックしながら、ここだ!とカンで降りる。まあ、だいたい近いところに降りられたらしい。

さて、このテンプル教会、標識にしたがって歩くが、ぜんぜん見つからない。住宅街が続くだけ。
ぐるぐる回って、それらしい区画に入り込んだが、見つからない。

で、通りがかりの人に聞いたよ。
「すんません、道に迷っちゃいました。テンプル教会はどっちですか?」
「なんだい?迷っちゃったのかい?(笑) そこだよ!」 ・・・・すぐ目の前だった。

ガイドブックを見ると、週に何日か休みがあるらしい。 しかもその休みはコロコロ変わるようで、この日も閉まっていた。がっかり・・・・
しかたなく窓ガラスから暗い内部をチェックするが、何も見えない。


白い建物が目印の王立裁判所へ歩いて移動。古い建物がみどころ。

カメラ類は入口で預けなくてはいけない。まぁ、裁判所ですからねぇ・・・がっかり。
後は自由に歩き回ることができます。

歴史を紹介する展示もある。おや?いまだに白いクルクル髪のカツラなんてつけてるんだぁ♪

はじめは遠慮して、中央ホールとその周辺だけをチョロチョロしてたけど、だんだん奥の方へ探検に。

あちこちに部屋があって、各部屋で本物の裁判をやっているらしい。
ドアの外からこっそりと、その深刻な雰囲気をのぞくことができる。でも、白いクルクル髪のカツラはいないぞ・・・


さて、王立裁判所の通りの向かいにはトワイニングの直営店がある。

種類豊富な紅茶が並んでいる。残念ながらイートインはない。

各種のティーバックを、お試し用でバラで1個0.4ポンドで売っているのがよい。
特に、昨日のテートモダンのCafeで飲んだ「Lemon&Ginger」を発見!即、買い!

ハーブティーなんかはスーパーでも売っていて、そっちの方が安いけど、アップルジンジャー等はスーパーで見かけませんでした。


裁判所の前から11番バスでウエストミンスター寺院へ向かう。


あっ!さすが英国!ララ様タクシーが!
昼間でも渋滞がすごい。ほとんど動かない。
でも足もヘロヘロだし、ダブルデッカーの2階の先頭からの景色を見ているだけで和める。

ふと気がつくと、目的地の前を通り過ぎてしまった!
しかし、これは旧式のダブルデッカー。いつでも飛び降りが可能!
で、信号待ちで、さりげなーく降りて無問題!


13:00

ウェストミンスター寺院に到着!

しかし、すぐ手前に隣接したセントマーガレット教会へも足を運ぶ。きれいだ。

ウェストミンスター寺院の入場料は6ポンド・・・これまた高い。しかも撮影禁止。

エリザベス女王一世とか、国王のお墓が所狭しと並べられている。
有名な戴冠式の椅子もあるぞ!エディンバラ編に出てきたスクーンの石がはめ込まれていた椅子だ!

順路に従って、 奥に行くと回廊がある。

なんと!ここにプチCafeがあるぞ! 
おいおいこんなところで飲食店を営業しててええんかい(笑)

と、いいつつ、ここでお茶とスープで休憩。ウェストミンスター寺院「純正品」のナプキンをひっつかみ、お土産に(笑)

さらに奥へいくと、カレッジの中庭になっていた。あと、地下にもちょっとしたミュージアムがある。どうやら無料扱い。


15:15

チャリングクロスを更に南下し、Leicester Squareの古書店街へ。

ハリーポッターの主人公たちが魔法の教科書を買いに来た場所だ(ったような気もする)。

100mもないようなこじんまりした古書店街は緑色の建物で統一されている。

ほんとに、魔法関連の専門店や、占いやらの怪しげな本屋があり、面白そうだったけど、中に入る勇気もなく(笑)ウィンドショッピングのみ。


そのまま歩いてコベントガーデンへ。

この辺は昔、オードリー・ヘプバーンの映画「マイ・フェアレディ」が撮影されたロケ地である。
駅に近い方がアップルマーケット。その奥が、ジュビリーマーケット。内容はどっちも似たようなもん。

しかしその実態はまさに「アメ横」って感じだ!

ガラクタ系の濃いイギリス土産が笑える。 ベタだね〜。

紅茶のウィタードでは日本人の店員さんがいて、いきなり日本語で話しかけられたのには びっくり。
自由に試飲ができるのが良い。のどを潤したよ。


16:15、地下鉄で移動、ピカデリーサーカスへ。

これぞ、オノボリサンなら一度は訪れなければならぬ場所。
何をするでもないんだけどね。

←絶滅危惧種「パンク」を発見! 本物がまだいたとは!
ありがたやぁ、ありがたやぁ、な〜む〜

ピカデリーにはジャパンセンターがある。

日本人向けの何でも屋で、日本の食材が買えたり、日本語入力できるネットカフェから、バイトの斡旋まで、何でもアリ。
ホームシックになった日本人のオアシス(?)だ。

店に近づいてみると、いきなり周囲の日本人率が高くなる!日本語も飛び交う!

地下では、味噌やササニシキも売ってたよ。

ちなみにここのネットカフェは30分=2ポンドと少々お高い。(ただし、ちゃんと日本語IMEも入っているらしい。)


歩いてフォートナム&メイソンへ。

おお、広い!紅茶屋なのにここまで広いとは・・・

日本未発売の紅茶ってのはなさそう・・・それでも変わったフレーバーである Summer Tea を購入。
「 茶葉の缶のやつはないの?」と聞くと、今年からティーバックになってしまったんだそうだ。がっかり。
この紅茶は香りがよくてさっぱりしてて美味しいのだ。
ついでに、いろんな紅茶葉の香りを嗅がせてもらったりした。

他、瓶詰めのお惣菜とか、ジャム・お菓子も売っている。
パティスリーのコーナーで、スコーン(0.8ポンド)と、ジンジャー・ショートブレッド(0.6ポンド)を購入。美味しい〜!
でも、スコーンは田舎の方が味が好みだけど。

ここのティールームでスコーンと紅茶のセットが・・・幾らだったかな・・・あまりに高くて入るのを断念したんだ。
これならば、コッツウォルズでもっとティールーム入っておけばよかったな・・・。


さて、時間が余った。かといって、こんな時間では観光名所はどこも閉店だ。

ということで、地下鉄でキングスクロス駅へ。

うわ、駅はすごい混雑。帰宅ラッシュアワーです。

ここからロンドン郊外へ帰るサラリーマンの行列がすごい!
歩くのも一苦労だ。みんな早足だし・・・。

何しにここへ来たのかって?

ハリポタで有名になった9と3/4のプラットフォームを見に行くため。

9から11番のホームは、やや離れたところにあるので、ややわかりづらい。

さて、行ってみると、ごく普通の駅のホームだ。
噂の 9と3/4のプレートはどこだろうか・・・昔は駅員さんに言うと、撮影用に貸してくれたそうだが・・・

あ、いきなりあった!
建物の手前の壁に貼り付けられていた。その下では新聞が売られている。近寄れないじゃないかぁ〜。

とかいいつつ、もう観光客丸出しでバシバシ写真を撮ったさぁ。
誰も気になんかとめないから、よかったさぁ。


さて、この日は夕飯はWaitroseで調達。サラダバーが気になっていたので、詰め放題パックに数種類のサラダを詰め込む。
これがまたヨーロピアンなテイストで美味しい。
パスタのサワークリームやシナモンのにんじんサラダなんか色々と豊富。
缶詰のオイルサーディンやパンなども買って、安いながらも、意外に美味しい食事になった。

これで部屋がきれいで景色がよければねぇ・・・。 ここから見るアパートの光景も見慣れてしまった。


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