England ロンドン編 その５
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England ロンドン編 その５ |
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５月２２日（木） ロンドン散策 ５日目 |
今日のスタートはウェストミンスター大聖堂だ。
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大聖堂はビクトリア駅から歩いて５分。 通勤ラッシュ時で、眉間にしわを寄せ、黙々と職場へ向かう人たちの波。なーんか日本に似てる。 少し雨が降ってくるが、だれも気にしていない。 |
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先日行ったのは「ウェストミンスター寺院」で、今日は「ウェストミンスター大聖堂」の方だ。 ウェストミンスターにも２つあるのだ。気をつけよう！（何に？） 外から見ると赤いレンガ作りであまり大聖堂という印象はないなあ。 中は黒っぽいレンガで湿り気を帯びた感じの雰囲気がなかなかよい。 だが、内装は、まだまだ製作途中なのだ。
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 「お祈りする人がいたら撮影は遠慮してね。」 だそうだ。 |
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見物しているうちに9:30になったので、タワーの切符を買い、エレベータのボタンを押す。（ぶびー！）
しばらくすると、ＥＶのドアが開いて、中にすごくいい感じのおっちゃんが現れた。 一日中、エレベーター内の 椅子に座って、切符モギリをやっているのだ。ちょっと憧れの職業だ。 「君たちは本日の最初の訪問者だ！」など、ウィットに富んだ(?)会話も。 |
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塔からの景色はたいしたことないんだけど、このおっちゃんと会えたのがなんか嬉しかった。 帰りもエレベータの「CALL」ボタンを押すと、ガタゴトおっちゃんが迎えに来てくれる♪ ドアが開くと、思わず「Hello again !」（笑） そして今日も、あのおじちゃんは、エレベータの中から「Hello!」と微笑んでいるのだろう。 |
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10:00 歩いて、かのバッキンガム宮殿へ。
最初は、あまりにベタ
な名所なので、見に行くつもりもなかったんだけど、昨夜の作戦会議で、急遽見に行くことに。 |
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衛兵の交代は、11:00くらいから始まる予定で、すでに宮殿前の１等地には観光客が場所取りをはじめている。 天気はくもり。もう雨が降る様子はない。 噂によると、この広場は、１時間前には、衛兵交代式を見ようとする大勢の観光客で埋め尽くされ、ギッシリになるらしい。 しかし、今日はガラガラだ。ラッキー！ |
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宮殿の入り口の両脇には二人の衛兵さんが立っている。ロンドン塔にも同じ衛兵さん（出向組？）がいたけれど、こちらが本家本元。
時々、暇つぶしにカツカツと踵を鳴らしながら歩き回る。動作の順序はすべて決まっているらしい。
いちおう自動小銃なんか持ってるけど、あの程度で、テロリストに立ち向かえるのだろうか？（笑）
宮殿からは「ザ・マル」という参道(?)がまっすぐに伸びており、交通規制が始まっている。行列はこっちから現れるのか？
さて、開始時間の少し前になると、別の衛兵さんがブラブラやってきて楽隊の機材を並べ始める。おお！目の前ではないか！
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やがて１１：００になった。 しかし観光客はまばら。いったいどうしたんでしょ？ お！向こうからなんか来るぞ！ まず馬に乗った騎馬隊がやってきた。パッカパッカパッカパッカ |
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やがて、これまた灰色のコートを着た一段がぞろぞろと行進してくる。 例の、もふもふした帽子をかぶり、コートの下には赤い制服が見える。 お、衛兵さんたちだな。あのコートは、さては雨対策だな！？ しかしその後も、ぱらぱらと衛兵の行列と馬の行進が続くだけ。 いくら待ってもド派手なパフォーマンスが始まらないんですが・・・？ |
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振り向くと、宮殿の前には、数人の衛兵がカツカツやってきて、門番の衛兵の前で止まった。 守衛所の中を覗き込んで点検したり、引継ぎ書類を読んだり、いろんな手順を行う。 やがて一人が門番と交代し、みんなカツカツと帰っていった・・・・ むむ？ もしかして・・・・これが衛兵の交代なのか！！ ∑（￣□￣） |
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？？？。そのうちに戦車が１０台ぐらい、街中を疾走！ どうなってんのやぁ？ |
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せっかく準備された楽隊の機材も片付けに入っているぞ！ |
気がつくと、時間はあっという間に１２時。
近くにいた日本人（明らかに関西人のおっちゃん）と会話を交わす。
「まさか、これで終わりなんすかね？」
「なんや、今日は手抜きの雨モードらしいですねん。」
∑（￣□￣;）マジっすか？！ 雨なんざ降ってへんやん！（こっちもつられて関西弁）
衛兵が赤の制服の上にグレーのマントを引っ掛けてると、雨バージョンで儀式もかなり省略されるようなんです。
ああ・・・悲しい。
会話は続く、
「ところで、日本のSARS騒ぎについて、何か聞いてまへんか？」
「？？？」
「なんか、外国人の感染者が大阪の方に来てたらしくて、パニックになってると聞いたんですねん・・・」
（￣～￣;）そうなの？でも普通パニックにはならんだろ～。
（帰国後、新聞にて日本へ来ていた台湾医師が本国でSARSになったという記事を読む。これでしたか・・・・）
がっかりして、宮殿を後にする。ちなみにパフォーマンスの有無は門の中央左に看板がでます。
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悔しいから、ザ・マルを抜け、トラファルガー・スクエアを曲がって、ホースガーズを見に行 く。 ピクリとも動かないという噂だったが・・・けっこうヘコヘコ動いてるぞ！（馬も衛兵も） ここでも、衛兵の交代式があるらしいが、こっちにすればよかったか？ |
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テキトーに繁華街へ向かって散策する。 ふと気がつくと、周りは劇場だらけ。どうやらLeicester Squareに入り込んだらしい。 腹が減ったので、近くにあったパブ「Moon Under Water」でランチ。 |
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パブ飯といえば、もちろんFish&Chipsのリベンジ！今度のはどうだ？！ すました顔してカウンターにもたれかかり注文する。 ここのFish&Chipsは美味しい♪ 当たり！ カリカリしてビネガーもかけ放題！ やっと、Fish&Chipsがおいしいと感じたよ。 |
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その後ろではサラリーマン（３人組）が、ビールとポテトチップスを頬張りながら、クイズゲームに勤しんでいる。 かなり真剣に・・・楽しそうに・・・どんどんコインを追加しながら、いつまでもやっている。 そういえば、あちこちのPubでは、「毎週火曜！Quiz Night開催！」とかいった手書き看板をよく見かけたし。 何故だ？！何故そんなにクイズに燃えるんだ？英国人！ 健全な国なのか！？ |
さて腹ごしらえもできたし、どこへ行こうか・・・？（すっかり、当初の行動予定表は無視されている）
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ということで、自然史博物館へ。いつものピカデリーラインで、サウスケンジントン駅へ。 歴史のある美しい石造り の建物が、このホールにある恐竜の化石と妙にマッチしてて、これがまたいいんだな。 他の科学系やらなんやらは大した内容ではなかったけど、２階へ行くエスカレーターの趣向も良かった。 地球に飲み込まれるように登っていくエスカレーター。 ここでは阪神大震災が体感できるのだが、震度２程度のしょぼい揺れ。これが地震だ！と思われても(^_^;) その前には一つ目原人の化石なんかも展示してある。 これマジ？？？？ |
最後に再びハロッズへ行っておこう！ ということで、得意のバスでナイツブリッジへ移動。
ハロッズ純正品は為替レートの都合でかなりお高く感じるのだが、日本で買うより当然安い！！
しかもクマちゃんのお菓子はほとんどが日本未入荷なので買いだ！紅茶やジャム・キッチングッズは腐るほど輸入されてるけどね。
熊ちゃんの缶の絵柄がかわいいよ。
それでもお土産を買うのには相当困る。結局食べ物ばっかりになってしまうのだが。
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フードホールは魅惑のチキルームだ！
あかん！また買ってしまった！ Chicken & Orange Pie、 Turkey & Black Currant Pie |
ＵＫは基本的に喫煙家には肩身の狭い国です。歩きタバコは１％以下というマナーの良さ。吸うときは端っこに寄って、止まって吸います。
公共の場での喫煙もＮＧ。PUBとかは吸えるようです。
ほとんどのホテルやＢ＆Ｂは部屋での喫煙は禁止です。アパートですらそんな感じ。わざわざテラスへ出て吸ってる光景を見ました。
壁は石造りだけど、床は木造だからね。一度火事になったら大変だという事情もありそうです。ええ国や♪
ハロッズの前にはAMEXのトラベルショップがある。AMEXのＴＣなら手数料なしで換金できるのがいい。
例えば、ＴＣだと１％の手数料なので、為替相場が１９０円の場合、１９２円くらいで１ポンドが手に入る。
これが、現金だと１ポンド＝２００円近くに跳ね上がるのだ。
やはり２度手間ではあるけど、両替するには、AMEXのTCを持っていくのがいい。
クレジットカードや銀行カードは、機械に飲み込まれて大変だったなんてことは日常茶飯事だし・・・。
AMEXのショップも、けっこうあちこちにあるしね。
それと日本で現金換金するなら、ワールドカレンシーショップがオススメ。
普通、銀行だと強制的に不必要な高額紙幣までパックされてしまうのですが、好きな紙幣に換金することができます。
さて、そろそろホテルへ帰ろう。
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しかし、地下鉄でまっすぐ帰るのはおもしろくない。 使い倒してよれよれになったバス路線図を広げ、よ～く見ると・・・ これは楽しそうだ！ ということで、いったんベイカーストリート方面のバスに乗る。 |
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←２階席からこんな動画撮ったりして遊んでいると、ベイカーストリートに着いたのだが、 「終点だよ～」とも言われず、なんかまだその先がありそうな雰囲気だ。 （左側にチラリとシャーロックホームズの銅像も見える） そこで、試しにそのまま乗っていたら、マダムタッソー蝋人形館の裏側のバス待機エリアでエンジンが止まった・・・ やはり終点だったらしい・・・「すんませ～ん（汗）」といいつつ降りた。 |
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改めて、ベイカーストリート始発の「７４番線」バス停へ行き、逆向きのバス路線に乗る。 狙いはもちろん２階席の一番前だ！ オックスフォードストリートや、マーブルアーチ、パークレーンなどのメイフェア地区を通り抜ける、 ６時前で帰宅ラッシュ時間。道路は混雑しているが、別に急ぐ旅でもないのでのんびり。 |
駅に着いたら、スーパーを何件かハシゴして、お土産の駄菓子をいろいろ買い込む。
| 中でもパッケージとキャラメル味のウエハースで秀逸なのがコレ→
Webサイトもかわいい～。 ちゃんとMade in UKっす！ もっといろんな種類買えばよかった・・・(ﾉД`)･ﾟ･｡ |
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お次は、Walkers
Pure Butter Shortbread Fingers
超有名スコティッシュショートブレッドの老舗？といえばコレ！お土産にも最適！とかいいつつ、日本に入荷されまくってますが。
コッツウォルズのＢ＆Ｂでもお茶うけとして出てたし♪
明日は、ついに帰国日・・・つまんなーい！荷物の整理がタイヘンだ・・・・
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