西安５泊６日の旅編（３）
〜上海からＧＯ！〜

まずは小雁塔へＧＯ。

境内ではおばちゃんたちが太極拳をしている。
おじちゃんは棒を持って太極拳をしている。
終わった後拍手したら話しかけられた。

韓国人か？と聞かれて、「対（Yes）」答えてみた。（笑）

というのも、今年は、「抗日戦争勝利60周年｣で、
特に、8月15日の終戦記念日の前後では、多くのテレビ局が｢抗日戦争記念番組｣を毎日流しているのだ。
もうそれこそ、毎日これでもか！というくらい。
だから、あまり日本人だとは言わないのが吉なのだ。

お互い言葉が通じないながら、なぜか和気藹々と話は進んでいく（笑）
「ちょっとだけハングル語知ってるぞ、謝謝は何と言うんだ？」なんて聞かれてしまった・・・
ごめんなさい。知りません（爆）
ああ・・・韓国人の株上げてどうする（爆）

ちょうど小雁塔前のバス停に、いい感じの路線がある。
ミニバスが来たが、満員ですし詰め状態！
しかもこっちが先に待ってたのに、スタートダッシュが遅れ、中国人に先を越されてしまった。
我々には、もはや１ｍｍの隙間も残されていない。
で、「もう乗れないから、ダメだよーん♪」と断られてしまった。

それから１０分後、次のが来た。今度は負けじと乗り込む。ふ〜。

バス路線図では、終点まで行って、その前方にちょっと歩けば青龍寺があるはずだった・・・。

が、しばらく行くと「青龍寺」というバス停を通過した。？？？・・・なんで？？
しょうがないから次のバス停で下車。どうやら地図が間違っているらしい。

↑ここを左折するらしい。

近くを歩いていたお姉ちゃんに道を尋ねる。
さらに戻ったところの広い交差点を右折するらしい。

交差点を曲がってしばらく行ってみる・・・しかし、見当たらない・・・

しょうがないので、さらに通りがかりのおじちゃんに道を尋ねる。
すると、すぐ近くの狭い道を教えてくれた。そこを登って行くようだ。

こんな地味な道に入っていくのか？　看板も何もないっすよ！？

すごいわかりづらい場所だ。
もしかして超マイナーなポイントで、こんな所には誰も来ないのだろうか？

賽銭箱には思い切り日本語で「お賽銭」と書かれている（笑）
どこ、ここ？？

お腹空いた・・・もうすぐ昼だよ・・・バスも早くはないし、彷徨ってた分のロスタイムが痛い。

大雁塔はきれいに整備された広場となっていた。
そこに数件のレストランが入っているので、香港？？？ってところに入った。
ランチセット２０元セット（２〜３人前）。ご飯か餃子選べるというのでご飯にした。

するとしばらくしてから小姐がやってきて、
ナニやら餃子とご飯を指差し、早口でまくし立て始める。
？？？わかんないからメモに書いてもらう。
どうやらどっちかしか選べなかったものを、間違って運んできてしまったそうだ。
そんなん知らんがな。支払いが・・・とかなんとかゴネている。
ま、安いもんなので払ってもいいよ、と伝えると小姐はレジに座るおっちゃんとモメだした。

で、食べ終わった後、「まいたん」とお勘定をお願いする。
でも、伝票は２０元のままだった・・・
っていうか２人ぶんで２０元っすか？安いっ！一人２０元かと思ってた。

だって料理すごい量で食べきれないくらいだったのに。
で、餃子の件は、結局、先方のミスなので向こうが折れたようだ。

そしてトイレに行く。建物が新しいからきれいかなぁと期待していたが・・・汚い・臭い。

公園内を歩くと、中国各地の名物料理の露店が並んでいた。
あ、こっちの方が面白そうだった・・・。
でも冷凍食品の温めなおしとかばっかりだった・・・
ん〜しかも露店なのでちょっと上級編っぽいしな・・・

撒尿牛丸・・・なんともナニな名前だ・・・食べる気が起きないだろ！

敷地面積、すげー広し！

ここには玄奘こと三蔵法師がインドから持ち帰った経典なんかが陳列されている。

西遊記 or 三蔵法師マニア？にとって、ここは聖地だ！
でも、孫悟空、沙悟浄、それから・・あのブタを祀っている気配がないのが残念。

入場料４０元！？たっけーーーよ！と叫びながら城門へ登ると、
ひたすら城壁の上を、東西南北の門を巡って１周できるらしい。
それって、全体で何十キロになるんだ！。徒歩じゃ無理・・・

ふと見るとゴルフオヤジが乗りそうなカートとチャリが置いてあるではないか。
カートは５０元、レンタル自転車は１時間１０元。おお♪
乗りたい・・・でも小雨まじりの激寒・・・寒すぎる。こんな時にチャリ走行は死ぬ。

ふと左側を見るとちゅてきな中華風建築物を建ててる最中だ。
どうやらお土産屋街を増築しているらしい。
ちっ・・・年内にも完成しそうな勢いだ。ええなぁ。

結局８００ｍくらい歩いても、特に光景が変わらないから引き返す。
その間にもやっぱり寒さと雨で大変なことになってるチャリ組が戻って来ていた。

おお〜！店内の自家製クッキーとか、麻花とか、スナック菓子がすごく充実している。
計り売りだったから、適当に色んな種類を購入。
しまったぁ、どれも激安だ！！！でもってとても美味しかった。
クッキー８個買っても３元とかそんな感じ。
そこで西安特産品とされる水晶餅とか柿片なるお菓子も買う。
もちろんパッケージには兵馬俑！
←で、この柿子片・・・開けてビックリなんじゃこの上げ底はぁああ！（笑）

始皇帝陵の売店でだんなちょんが土産用に買った（１０元）のと同じタバコ。

なんとここでは４元・・・観光地価格でつかまされてたってわけね（笑）

ちょっとホログラムっぽいパッケージデザインが渋いんだよねぇ♪

いったんホテルへ戻り、荷物を置いて休憩。

約１時間後に、再出発。（HP回復４５ぐらい？）

すでに１９時ぐらい。すっかり暗くなっている。雨はまだボチボチ降っている。夏なのに寒い・・・。

ここは避暑地ですか？！Σ（￣□￣;）

早速入る。すごい人・・・たまに欧米人なんかも混じっている。

とりあえず２楼へ通される。かなり雰囲気は上級編的だ・・・。
メニューにも漢字しか書かれていないから漢字圏外の人は注文大変だろうなぁ。

ここの特色メニューは、小龍包の親戚みたいなもんと、いろんな具の入った甘いお粥だ。

で、三鮮包子と八宝甜粥、それと適当に金銭肉片ってのを注文。
３品で１８元なんだけどこれがこれで結構お腹いっぱいになる量だったりする。

包子は上海のショウロンポウとどこが違うの？というような感じなんだけど、
中に山椒みたいなスパイシーなものがどっぷり入っていて美味しいのだが舌が痺れる（笑）
でもって黄色の葛湯のようなお粥は甘いんだけど病み付きになる美味しさだ！！
金銭肉片も包子と同じ味なんだけど、肉詰めの周りに白いひらひらしたものがついており、
薄くスライスしているので銭に見えなくもないという感じ。

やや上級なお店なので、どうかアタリませんように・・・（笑）

でも、ここはまた食べに行きたいと思ってしまった。

今日はもう雨も止む気配がないので、この通りの探索も諦め、ホテルへ戻った。