西安５泊６日の旅編（６）
〜上海からＧＯ！〜

で、再びイスラム信者街へ。

鼓楼のトンネルを抜けると何やら事件？
POLICEテープが張られている。
記者が数人徘徊している。
引越しと書かれたトラックに運び込まれる荷物。
なんでしょうか！？何が起こったんでしょうか！？
この辺りも観光化のために再開発が行われていて、強制立ち退きかなんかで事件が起こったんでしょうかねぇ？？

最後のあがきとして、再び金花広場

みやげチェックでもするか、ってんで、鐘楼の向かいのスーパーに入ろうとしたが、すごい厳重。
荷物をスーパー専用のチャック付き布袋に入れ、チャックを店内で開いたかどうかがわかる器具が取り付けられた。
万引き対策なのだろう、中でもひっきりなしに店員からジロジロチェックを入れられる。
そして購入した後、レジ係がこの特殊器具を外してくれるのだ。
じゃ、買わなくてもレジ待ちしないといけないのかい！！
それなら金花の地下２楼のスーパーの方が楽でいい・・・。

西安も中心部は一見都会のようではあるけど、一歩郊外に出れば貧富の格差がよくわかる。
鐘楼周辺でも小学校低学年くらいだろう年頃の男の子たちが大勢、旅行会社の名刺配りのバイトをやっているし、鼓楼のトンネルを潜ると手製の台車に乗って移動する身体障害者の子供を多く見かける。

金花広場の土産屋にもよってみる。
たくさん西安特産品が並んでいるが、あいかわらず売り物はどこも一緒。

といいつつも、これまで買わないように抑えていた「兵馬俑人形」（びんま〜よんフィギュア）
を買ってしまったのはナイショだ。

始皇帝と言われる人形と、アチョーーって感じのヤツ。
２体で１０元。やっすい！

いや、まてよ、実際の兵馬俑で、始皇帝を模した人形って・・・発掘されてたっけ？（オリジナル？）

左側座る。こうすると、途中で長陵を見ることができる。

空港の売店で潰れた形をした桃（１個１８元）と、ザクロ（１個１５元）が売られていた。
空港価格でお高い。
でも桃がいい香りを放つ・・・ああ、リアカーで引き売りしてるおっちゃんから買っとけばよかった。
この潰れた形をした桃、日本じゃあんまり出回らず、高級品に属してたと思う・・・。
ざくろだって滅多に出ないし。

だんなちょんがボソリと呟いた「７月に上海でも見かけた気が・・・」
上海でも出まわるんだ・・・ライチに継ぐ来年初夏の宿題が出来た。

馬、豚、河童、猿が入っているのか？
曹操とか、劉備とか、孔明とかが入っているのか？

機内食が再び出たものの全く行きと同じ内容だった。
しかも前の中国人が食事時になってもフル傾斜の背もたれを戻してくれないから、
こっちも背もたれを下げたまま食事せざるを得ない状況・・・
すっごい食べ辛い。国際線と違ってスッチーとかも注意してくんないしなぁ・・・。

中国人に文句言っても、逆切れされるだけだし、と悟りの境地で食べる。
後は私の後ろの小姐が文句を言ってこなければＯＫだ。

上海虹橋空港へ到着。

小雨が降っているが生暖かい。上海に戻って来たんだなぁと実感。

しかし帰るにしてもタクシーの列が、３００ｍ以上になっている。近距離用も遠距離用もすごい列。
こんなん待ってたら２時間くらい経っちゃうよ。

諦めてちょうど停車していた静安寺行きのバスに乗り込む。４元。

静安寺には久光デパートがあるので地下のスーパーでちょっとした野菜と果物を仕入れ、その通りでタクシーを拾おうとする。

しかし金曜の夜。タクシー争奪戦はすごい（笑）
降りる人がいるのを待ってたりなんかしたら、横から入られてしまうのがオチ。
ガンガン攻めないと、いつまでたっても乗れないのが中国だ！

おっしゃー！　気合を入れるものの、ことごとく惨敗（笑）

ようやく目の前で、お客が降りようとして支払いをしてるのを見つけ、乗り込もうとした瞬間・・・
やられた(￣△￣*)

後ろのドアから乗ろうと思って、客が降りるのを待っていると、前の座席ドアに、ぱーっと乗り込みやがった・・・
小奇麗でお洒落な服装をしている若い小姐のくせに、やることはさすが中国式だな！
すごい手段だ！！おそるべし中国人。なんて反射神経だ！！

今度から、前のドアもガードしてないといけないということを学んだ（笑）

で、ようやく１０台目くらいで乗ることができた・・・（つД｀）
もう旅行後で疲れてるから勘弁して・・・。