世界遺産カンボジアへの旅　その２-１

6:00　起床。

このホテルのベッドは相性が良くてぐっすり眠れたせいか、気分爽快♪

アンコール・ワットのサンライズ観光など、早朝からのものが多いためか、ホテルの朝食も6時からやっている。
こりゃいいっす。

6:30に食べに行くと、結構みんな早起き。

ビュッフェスタイルで、カンボジア料理から西洋系まで充実してて、どれも美味しかった。
でも内容は毎日一緒。
果物も豊富ってのが嬉しいし、中華の大根餅みたいのもいけます。
特に美味しかったのはココナッツ味のクロワッサンとワッフル。

そんなレストランの窓の外では学校へ向かう学生や出勤する人々で、既に通勤ラッシュ？の喧騒。

←ホテルのロビーにも仏様が鎮座されております。

7:00前に朝の散歩。

ツアーの出発は8:00なので、それまで1時間ほど近所を歩く。

海外旅行では、この街灯散歩が楽しいんだよね。

昨日はもう夜で真っ暗で出歩けなかったのでもうワクワク♪

ホテル前のシェムリアップ川沿いを南下し、オールドマーケットへ向かう。

途中、朝食の運搬とか、朝食の露店とか楽しそうな風景が続く。

これぞカンボジアの街角！キターッ！って感じだ。

ワンコも多い♪
温和だけど狂犬病も多いので、噛まれた場合は速攻で病院へ行け、とガイドブックには書かれております。

警察も頻繁に見回り（雑談？）など行ってます。

この道は舗装されてるけど、雨が降ると水溜りも出来やすく、工事も中途半端に行われているため、罠（穴）なんかもあります（笑）
足元注意の看板すらないので歩行は要注意！

歩いてすぐの、ワット・ダムナック寺院

どこの国でも、お寺は誰でもWelcomeです。

こちら、小学校にもなっているようです。
見習いの僧もおります。

池の横では授業前に学生がおしゃべり。
スクーターで通学してるんだね。

お布施の金額一覧だか、何かの費用だか・・・全く読めないクメール語の看板とか、謎の門番も突っ立ってます（笑）

こちら本堂の手前、たぶん僧侶の宿舎。

中には入れませんでしたが、僧の生活模様をちらりと・・・。
ちょうど頭を剃ってました。

いやー、やっぱりどこの国でも寺院境内は落ち着きますね。
何かとても別の地にいるような気分になります。

テラ（寺）サイコー！

バイクなしのトゥクトゥクが放置されてたり、墓地としての塔が乱立していたりと、その光景は不思議空間。

このデザインと美的センスは素晴らしい！

ワット・プリア・プロム・ラス寺院

寺院は学校併設が多い。
ここも小学校らしき教室がある。

これまた、美しい建築物とキッチュな像がテンコ盛り！濃いっ！

いやー、このセンス、脱帽っすね！

なにやらバッジが落ちてたり・・・

天上界にいるような艶やかな生き物とか。

もう鼻血ものばかりです。

川の欄干には蛇の神様ナーガちゃん♪

コブラです。頭が５つあります。

いやー、ナーガかわいいよナーガ♪

ナーガ ファン倶楽部とかあったら入会ボタンを連打してしまいそうです。
冷静にならないといけませんね。

ナーガ　ファン倶楽部に入会する。 ナーガ同好会に入会する ナーガ愛護協会に入会する

8:10にホテルからツアー出発なので、ちんたらとホテルへ戻る。

バスで２０分ほど。

8:30　アンコール遺跡エリアの総ゲートへ到着。

３日間有効の入場パスを作るため。そこへ案内される。
他に１日券、７日券もあるそうです。

まずゲートで小さいWEBカメラに向かってじ〜っと立ちます。
OKが出たらそのままバスへ戻って、しばし５分ほど待つ。
ガイドさんがまとめて持って来てくれました。

3日間で40$（約4000円）ってのはかなりの高額だけど、カンボジアにとっては貴重な外貨獲得の場。

まあ、これでアンコールワット周辺の一通りの遺跡が見られるので、お買い得でしょう。

こちら正規のツアーガイドの証、腕章のワッペン。
ガイドさんのシャツの袖についてます。

そしておまけにペットボトルを入れる網の斜め掛ショルダーを貰いました。
ツアーでは午前と夕方に水を貰えます。
とにかく蒸し暑くて汗が出るからこまめに水分補給しないとヤヴァヲですよ。

さて・・・8:50。

さっそくアンコールワットか？！と思いきや、
先に向かったのはアンコール・トム

陽光の向きの関係でこちらを先に回った方がいいそうな。

南大門で一度バスから降りる。

ここで象さんに乗って優雅に散歩している観光客もいました・・・いいなぁ♪

アンコールトムは、アンコールワット寺院のすぐ北の城砦都市遺跡です。

城壁（周囲12km）で囲まれた敷地は、アンコールワットよりもはるかにデカイです。

東京の皇居でも周囲5kmだそうで、デカイですなあ。

まず正門である南大門の参道がみどころ。

ずらりと大勢の神様と阿修羅がならび、蛇の胴体を引っ張っています。
どうみても綱引き合戦です（笑）。

これ、乳海攪拌という神話を表しています。

地球の創世期でも、各種の物質の有機物スープから原生生物が誕生したと考えられてますが、この神話も似ていて妙にリアルですね。

ところどころに、内戦中の銃弾の跡が生々しく残ってたりもします。

広大な敷地内に寺院などが点在してます。
ということで、再びバスに乗って、内部のポイントまで移動。

9:10　バイヨン寺院に到着。

アンコールトムの中心にある寺院です。

四方に顔の彫刻がある塔で有名です。

日本隊が修復活動しているので看板には日の丸。

色々なところで見かける美しい観世音菩薩の四面塔。
ようやく会えました♪

これぞアンコールトム！キターッ！って感じだ。

穏やかな表情に感涙〜！！！！

壁の彫刻の一部。

そこらじゅうに彫刻があります。
魚やらワニやら中国人やら・・・戦の模様が主に描かれてます。
その壮大さたるや・・・。

大勢の観光客が来ています。
今回のガイドさんは説明はじっくり。
壁画前で長く居座る。
どんどん追い越されます（笑）

第二回廊へ。

祈祷師か占い師か？
仏像の前でお線香を渡されそうになるものの、連れまわしツアー客にそんな時間があるわけもなく・・・。

民族衣装を着た写真サービス隊。（まず間違いなく有料）
ちょっと遠くから失礼してパシャリ。

ちなみに地元の人は、遺跡内への出入りは無料で自由。
そのためそれに紛れてただで入り込もうとする人も多いのかチケットチェックは厳重です。

バイヨン寺院の中央付近まで来て、やっと自由時間をGET！
でもほんの５分・・・

どう考えても時間足りネーヨ！！
もっと見物サセロヨ！
あそこの大仏もまだ見てないし！

これがパックツアーのデメリット・・・しょぼん。

バイヨン寺院が仏教なのに対し、
ちょろっと通過したバプーオン寺院はヒンドゥー教。

現在修復中らしく立ち入りは禁止。残念。

門を越えると、「お土産買って買って買って買って〜！」攻撃。
絵葉書やアクセサリーや写真集。
子供達も必死っす。

東側の象のテラスへ。

象のレリーフと、神鳥ガルーダが万歳している壁画が続く♪
ガルーダたちはテラスを支えてるそうな。

いやー、ガルーダかわいいよガルーダ♪

ガルーダファン倶楽部とかあったら入会ボタンを連打してしまいそうです。
冷静にならないといけませんね。

ガルーダ　ファン倶楽部に入会する。 ガルーダ同好会に入会する ガルーダ愛護協会に入会する

ここで5分くらいバス待ちのための自由時間。

この辺りの壁画の彫刻も見事。
他のツアー客はあまり歩きまわらない中、我々は精力的に動く動く。

ライ王のテラスに登って辺りを見回す。
そしたらあっという間にバス到着、やばいやばい、ダッシュで戻る。

10:35　バスで通りがかりのトイレ休憩。

さすが世界遺産。すっげーきれいで紙なんぞもちゃんとあります。
パスのある人は使用無料。
連れまわしツアーなのでトイレ休憩はとても少ないです。
暑いから全部汗になっちゃうけどね。

お隣の寺院です。

12世紀に建てられた仏教寺院で、後にヒンドゥー教寺院に改修したもの。

ここにも観世音菩薩の四面仏があります。

門から寺院までは、ちょっと１０分ほど歩く。

地元の子供たちが砂で遺跡を再現してますが、帰りには完成しており、これでお金稼ぎをしていました（笑）。

ここは、あのアンジェリーナ・ジョリー主演映画
「トゥーム・レイダー」の撮影地として使われた場所。

撮影時には、１万ドルでまる1日貸切りにしたそうな。

こちらはスポアンという樹が遺跡を飲み込む有名な光景が見られます。

樹は少しづつ圧力で遺跡を押し潰しにかかってますが、その光景がなんとも幻想的。
自然が圧倒している姿にも感動。

広いかと想像していたけど意外にこちらは狭い空間だった。

←ちょろっとレリーフに彫られたアンパンマンもどき（笑）
ニコちゃんマークに見えなくもなくかわいい。

が、その前に・・・
日本人パックツアーにはお約束の、アンコール・クッキー店へ強制連行。

こちら、日本人経営のお店で、年商1億5千万だそうです。
それだけ日本人観光客が買っていくわけです。

カンボジアはまだ観光発展中で、安心して買えるお土産が少ない
ということから、ここのオーナーが考え出したらしい。

試食も出ていて、カンボジア人も日本語で勧誘してきます・・・。
クッキーは素朴な味ってところなんだけど、このワットの形に刳り貫かれたクッキーは確かにツボ。

他に椰子砂糖や胡椒なども売ってました。
椰子砂糖はこちらでは顆粒で、ガイドブックに載ってた丸い形のものは結局どこにも売られておらず、ここでパームシュガーを買っておいて正解だった。
パームシュガーはミネラルなども豊富で、珍しい砂糖。

あっという間に買物も済んで、他のお客はまだ選んでる最中で暇だったから試しにカフェへ。

安全な水と氷を使用していますという文句は大事だ・・・。

ここでマンゴーシェイクを頼む。２US$。
中で飲むと蓮茶も出てきます。
冷たくて喉も潤って美味しかったっす。

何故かアンパンとかメロンパンも販売中・・・orz

これまた日本人パックツアーにはお約束の、お土産屋へ強制連行。

仏像から、マムシ酒、スカーフまで色々販売してるけど、
え？これってカンボジアなのか？ってものばかり。

上海の豫園チックなものばかり。

しかもちょっと高めかな？　「No Discount」だそうだ。~ヽ(￣Д￣*)ちっ

まったく何も買わずに出る。
ほとんどのみなさん、何も買ってませんなあ。（笑）

12:25　ようやく昼食。

レストランNew Bayonへ。

蓮の葉でくるんだ雷魚の卵とじカレーが美味しかった。

さつまあげなんぞも出ます。（笑）
日本のと全く同じでおいしいです。

あとはフォーとか野菜炒めなど。
お腹もいっぱいになったところでカンボジア名物の南瓜プリン。

南瓜を器にして中にあっさりプリンが流し込まれてます。

ヴァカモン！休憩時間なんてもったいない！

とっとと出歩くのじゃ！　ということで再び町を散策。

オールドマーケットへ再び。

お土産屋もさすがに、お昼には全部が開店していた。
（一部画像は朝のものですが）

野菜を仕分けたりしている準備の様子です。

主たる魚や野菜は売り切ってて、果物とかが残っていた。
乾燥肉・乾燥魚とかも芸術的に飾りつけられているけど・・・
怖くて買えない・・・。（衛生的な意味で）

魚の干物・しじみのような貝も売ってました。

ここは南国、お昼時は暑い！

お昼寝の時間帯なので、みんなアンニュイ（笑）

路上でもたまに野菜とか売ってます。

通りがかった寺院の壁では作業が行われてました。

文字を彫っているよう・・・
これ全部手作業で地道にやってたんかいな。

職人技、スゴイっす。

この後こうして色彩鮮やかに塗装されていくわけっすね。