九寨溝＆黄龍＋成都リベンジ：世界遺産♪ 〜上海からＧＯ！〜

２００６年０８月１２日（土）　１日目

いやぁ、この旅行申し込んだ時点では、日本帰国の話が来ようとは夢に思ってなかったですたい！
これが中国国内ロング旅行の最後になってしまったぁあああ（泣）

「夏は暑い！　暑い時には涼しい所へ！」ってなもんで、 いよいよ今度こそ九寨溝＆黄龍に行くべし！ とはいえ・・・ここは、入場規制がかかるほど大人気で、 GWや国慶節の時期なんぞに行くと、エライことになるらしい。 で、８月の夏休み＋日本からの観光客など、不安材料がもあるし、 高いけどパックツアーにしてしまいました・・・。 行ったけど、ロクに見られませんでした！じゃ、アホですから・・・。 日程の都合で、上海にある日本人向け旅行社を利用。 ただでさえ高めの九寨溝＋黄龍のコース。日本人向けのパックツアー。 価格はナイショだけど・・・たけぇ・・・ でも日本からと比べたら月とスッポンでございました・・・。はい・・・。

さて、このツアーの旅程表をもらってビックリしたのが、浦東空港６：２０集合だった（笑）
ひぃっ！起きれるんでしょうかぁあああああ！(;´д｀)ノ

４：４５に起きましたともさ・・・

で朝食なんて飛行機が飛んでしばらくしてからじゃないと出てこないし、内容も期待できないので、
とりあえずリンゴ剥いて、惣菜パンとヤクルト持って、空港で待ち時間の間に食した。
これは正解だった・・・何しろ空港という空港のショップは朝早いからやっておりません・・・。

また早朝なのでタクシーもつかまらないとヤバしと思って予約しておいた。

それにしてもこのツアーすごく親切・・・前日に電話がきて、
「パスポート持ってくるように！」と強調され、
「空港は、虹橋ではなく浦東ですよ！」　と念を押された。
過去に間違えたり、パスポート持ってなかった人・・・いたんでしょうね・・・。

６：１０　空港へ到着

到着順に各自でチェックイン。
もちろん窓側席希望♪
そしたら５月のＧＷに、香格里拉ツアーで一緒だった夫婦と再会した！（笑）
旅行先の趣味がどうやら似ているようです。

それにしても、このツアー会社、空港から既にガイドさん付き・・・。

当初は１０人未満の参加だったら高い価格になりますから・・・な〜んて言われてたけど、
蓋を開けてみたら３０人以上にまで膨らんでいたよ（笑）
大変でしょうね、まとめるの。

７：４５　搭乗ゲートへ行くも大混乱。

３ヶ所あるけど、たらい回し状態（笑）
なんとか突破してバスで遠くの飛行機ちゃんへバスで移動。

８：２０　出発〜！

改めて上空から上海の街を見てみると、黄浦江の曲がりくねった川の辺に見える東方明珠塔と金茂ビルが目立つこと。

今回は中国国際航空・・・なんと朝食豪華！ パン、ハッシュポテト、スクランブルエッグ、ソーセージ、ヨーグルト、フルーツ・・・ いや、もう久日ぶりに感動してしまいました！（こんなんで感動するんかい！？） 東方航空なんてねぇ・・・子供のおやつパックですから・・・。 これだけでヒデキ　還暦　感激！

お昼・・・成都空港へ到着。

ここで現地ガイドさんが更に１人加わった。
ここから、飛行機を乗り換えなんだけど、なにせ人数多いので、１機に全員押し込むことができなかった。
で、１３：３０チームと１４：１０チームに分かれたのだが・・・我々は１４：１０のBチームだった。

ところがこの１４：１０の飛行機が遅れやがった（笑）
っていうかゲート行っても飛行機見当たらないし・・・。

ちなみに九寨溝行きの飛行機は旧ターミナルから乗る。 むちょしょぼいターミナルで、レストランも高くてダメダメ。 そこにあるショップには九寨溝と黄龍の気温が書かれたボードが置いてあった。 その気温・・・-2〜-5℃とか書いてありますぜ！ ありえない・・・ありえない気温です。 ナニがって、こんな季節そこまで冷えないっつーの！（笑） 雪が残ってる標高5000mの山頂で早朝とかならありうるけど・・・誰がそこまで登るちゅーの（笑） どうやらこの気温ボード・・・服を買わせるための作戦らしい。 服屋にはジャージや防寒対策のジャケットが沢山並んでいた。 「あっちは寒いぞー！ジャージ買ってけ〜♪セーター買ってけ〜♪」って感じ。 コレ見て慌てて買う人、いんだろうか？いるんだろうな・・・。

	で、暇なので、とっととチェックイン。 中に入ると、２Ｆから新ターミナルへ行くことができます。 いい暇潰しっす。椅子もたらふくあるし。 さすが蜀の国、成都！ 張飛のビーフジャーキーですよ！！（なんで張飛でジャーキー？） 中には張飛のありがたい像なんかもいるし、 時間によっては張飛に扮したお兄ちゃんがウロウロしてます。
	１４：３５に機内案内されたのだが、寸前で職員から荷物大きいから預けろと言われた。 機内預け入れできる大きさなんだけど、人数が多そうだからみたいな勝手な理由。 うわぁ・・・嫌な感じ。 荷物が積み残しになる？とか色々不安が頭に過ぎった。 でも仕方なく預ける。 結局機内の荷物スペースがスカスカだったので、ちょっと頭に来る（笑） １５：００ようやく出発・・・。５０分遅れだ。 先に行ったチームも時間をもてあますから空気ボンベ買いに行き、また空港に戻って来たというのだから大変だ・・・。 窓からの景色。 境目クッキリな雲。

	九寨・黄龍空港到着。 荷物は無事に出てきてほっとした。 こちらの空港は標高３５００ｍ。　もはや富士山頂なみ いやぁ涼しいですＹＯ！
	この空港に辿り着くまでの飛行経路がすごく面白い。 山の頂上を削って作られたこの空港、来るまで山間部を縫って飛行するから、結構な迫力がある。 着陸するまでに、いくつもの山々を回り込むから旋回も多い。 しかも雲が多かったりすると、ぶつからないのか？！とか、ごっつ不安に駆られる（笑）

バスでみなさんと合流後、九寨溝へ出発。

大きめの５０元の酸素ボンベを購入。
街中価格よりだいぶ高いけどね・・・。
空港から九寨溝にあるシェラトンホテルまで２時間半の道のりだ。

ちなみに空港前にはタクシー利用の場合の料金看板があり、しっかり明示してあった。
九寨溝まで２００元、黄龍まで１８０元（昼時間）

個人で行った場合、九寨溝と黄龍間のバスなどがないという事前情報しか見当たらなかったから、
一度空港へ戻れば乗り継いで行かれるみたい。
これなら個人でも旅行できたなぁ・・・。

バスの中でガイドさんから
「こちらは標高が高いです！高山病予防としてビールなどのアルコールは取らないで下さい！タバコも吸わないで下さい！」
というお達しがあった。
前のツアー会社ではお酒は控えめに・・・と言われてたけどみんな結構飲んでいた（笑）

バスの中では地元ガイドさんによる高山病予防の体操を習う。
ようは肩や目の周りなどの血の流れをよくするマッサージなんだけど、特に肩はとても有効だ！

途中、日光いろは坂のようにくねくね山道にはこのような看板が掲げられていた。 九寨溝だけに、ちゃんと９段あるっすよ〜。 こちらは１つ目。 なんか日本的な光景（笑） 警察官の人形が敬礼！　＜（￣＿￣）

	５：２０　早くも夕食・・・。新九寨賓館にて。 野菜中心で、四川エリアなのにぜんぜん辛くない食事。 今日は全然動いてないからあまりお腹空いてない！と思ったけど、バシバシ食べる。
	その後、九寨溝唯一の５ツ★ホテル、シェラトン・九塞溝リゾートへ到着。 すげーーー　こんなド田舎に、５ツ★っすよ！！！！ 周辺にも沢山民宿やホテルはあるけど、外人向けな高級ホテルはここだけらしい。 こちらは標高２０００ｍぐらいなので、よほどでないと高山病は発症しない。
	部屋もきれいで快適なのだが、ガウンなどのパジャマ系はなかったようなので注意。 （探し出せなかっただけかもしれん） シャンプー・コンディショナーなどのアメニティは充実。 冷蔵庫もあるので飲み物も冷やせるよ。

さて・・・旅行へ来るにあたって一番悩んだのは服だった・・・。
ガイドブックなどには８度まで下がるのでセーターも必要なんて書かれていたので、
いろいろ重装備してきたんだけど、そんなもん全然必要なかった。

黄龍でもＴシャツ１枚でＯＫで、朝と夜には長袖のシャツを着込んだレベルだった。
ただ朝から雨とかで気温が上がらない天気の場合はどうなるかはわかりません。
両ホテル室内は快適な温度で夏仕様でも十分寝られた。

ホテル前でタクシーを捕まえ、「とりあえずまっすぐ♪」と適当な指示。
だって地名とかわかんないんだもん。
どうせ道は１本しかないのでOK。

	しばらく行くとチベット人がやっている、屋台のようなお土産屋さん街に出るのだ。 そこで降ろしてもらう。 だいたい８元くらいの距離だったかなぁ。 そこからひたすら川沿いに、ホテルの方角へ歩いていく。
	ここにはアクセサリーや牛骨のクシなどが売られている。 （上海でも売ってるものが大半だけどね♪） 沢山並んでいるときれいなんだけど、中々好みのものが見つからない。 でもチベット教にちなんだ携帯ストラップが、 どれでも１元！（１５円）というので、それを幾つか買った。 マニ車とか魚とか・・・。チベット教ええのぉ〜。 ブレスレットなどもいくつか買って、歩きながらホテルを目指す。
	なんと皮製品で有名な三上のショップがこんなところに！ ニセモノではなくモノホンショップっすよ！！ すごい商品も充実している。 お財布欲しかったけど、日本で買っちゃったばっかりだったし、見るだけにした。 っていうかこの店、撮影禁止だたんだけど、知らずに撮影してしまった。 帰ったら画像に「写真撮るな！」って書いてあるじゃぁ〜ございませんか（爆）
	油絵石屋。 特徴的なお土産なんだけどねぇ・・・　いまいちねえ・・・ 他にも景色が描かれたものなど色々。
	気になる露店、オヤツ系！ ふんわりとしたパンケーキもどきで美味しそう！ なんだけどお腹一杯で買わず・・・。
	ちょっちお洒落なチベット風の外CAFE。 シェラトンホテルの先もずっとレストランや宿屋が続くけど、上り道の方角が楽しいっす。 シェラトンの周辺はお店も多く、飲み物や果物など簡単なものは入手可能です。 川沿いにきれいな遊歩道が作られていて、お店やレストラン、宿がずっと並んでいるので飽きない。

この日は夜の９時まで彷徨ってたけど、８時を過ぎるとようやく暗くなります。
その頃になってもＴシャツ１枚でＯＫでした。

さて、旅行は明日からが本番ですわな。とっとと寝よう。

	ということで、四川省はパンダのふるさと。 こんなお茶目な熊猫看板がそこら中に（笑）
	少数民族＋パンダ＋ＰＣの組み合わせはなかなかシャレてる。 大熊猫ちゃんは、「あらビックリ」って感じ？ あるいは、「そうなったらもう Ctrl＋Alt＋Del だろ！」とか？

次の日へつづく

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